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第700回 2014年12月22日 博多大吉さん |
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似顔絵室551 |
2014年の最も面白い漫才師を決める『THE MANZAI 2014』の王者に輝いた博多華丸・大吉の博多大吉さんを鑑定します。
今年1月に出演した『ナカイの窓』 (日本テレビ)のゲストが博多大吉さんだったのですが、スタジオに大吉さんが入ってきた瞬間「カッコいいなぁ」「男前だなぁ」と思いました。今まで芸能人を生で見てきてここまで「カッコイイ」と思ったのは東山紀之さん以来でした。昭和から続く正統派の「美男子」顔を選びならば、この人になると思います。
博多大吉さんのお顔のどこが「美男子」と感じさせるかというとなんと言ってもバランスの良さでしょう。美男美女に多い平均型のパーツポジションで配置のバランスがいいのはもちろん、それぞれの大きさや角度もバランスがいいです。
「男前」を感じさせるのは男度が高い各パーツです。凛々しい男性的な眉をしていますが、濃く太く直線的な眉の顔相は、ねばり強く実行力があり物怖じしない性格を表します。
目は大きいたれ目だけど丸すぎない。この甘すぎない感が、大人の格好良さにつながっています。鼻筋が通った高い鼻で大きさも立派。自分をしっかり持った大人の鼻ですが、形も非常に男性的でエロティックなフォルムをしています。
今回写真で改めて見て気づいたのが耳の形です。耳の形が左右で微妙に違っていて耳の下部が大きいです。耳たぶは医学用語で耳垂(じすい)、人相用語で垂珠(すいじゅ)と呼びますが、左耳(向かって右)の耳たぶが大きい。耳たぶがあるのを分裂型、ないのを密着型と呼び、一般的な分裂型よりも大きいです。耳が大きくて耳たぶがあるのは生活力があり金運もいいのを意味します。うん、男の中の男って顔相ですね! |
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第699回 2014年12月15日 池上彰さん |
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サングッドクリエイション
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『池上彰の総選挙ライブ』(テレビ東京)が番組平均視聴10.1%を獲得した池上彰さんを鑑定します。
テレビ各局の『第47回衆議院選挙』開票速報番組の中で話題性でも視聴率でも強さを見せ、“池上無双”とまで評価されている池上さん。ニュースを分かり易く解説することで定評があります。
話し方、話す内容から頭の良さがわかりますが、なんと言っても特徴的なのは額でしょう。昔から「額の広い人は頭がいい。」と言われます。見た目の印象でも、額が狭いより広い人のほうが頭がよさそうに見えます。これは単なる俗説や印象ではありません。ヒトの進化をひもとくと、人間は直立歩行することにより脳(前頭葉)が発達したと言われています。四足歩行の犬や猫の額が斜めなのに対して人間の額はほぼ垂直で、人間が他の動物と大きく違う点はここにあります。猫と人間の額を比較してみれば一目瞭然。狭いことの例えで「猫の額ほど」という表現がありますが、猫の額より額が広い人間のほうが脳(特に前頭葉)が発達しているのです。あくまでも傾向ですが、額の広い人はそれだけ脳が発達しているのです。観相学では、額の横幅と興味の範囲(知識欲)が比例し、額の縦幅と熟考度(探求心)が比例すると考えるのですが、趣味は読書と地図収集で、海外に行くと必ずその国の地図を購入するというエピソードはまさにそれを証明しています。池上さんの額は知識も知恵も高い水準にある顔相なのです。
池上さんの解説の特徴として、どんなニュースでも同じテンションで紹介することが挙げられます。ポジティブな話題でもネガティブな話題でも同じトーンで話すから分かり易いのです。この物事の本質を坦々と話すスタイルを見るにつけ「演者」的な側面が見え隠れします。池上さんの目は細くタレていますが、この顔相は論理的且つ空気を読みながら話すことに長けた人に多く、冷静に“池上スタイル”を演じているのではないかと思われます。
池上さんの顔を見ただけで「頭がいい」と感じる人も多いと思いますが、それは額が広いだけではなく“頭のはち”が大きいからです。必ずしも頭蓋骨が大きければ脳が大きいとは限りませんが、猿人より原人、原人より新人(現代人)のほうが脳を納める部分が大きいので、額の広さと頭のよさの関連性と同じく、“頭のはち”が大きい人は実際に頭もよい傾向があるのです。 |
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第698回 2014年12月8日 逸ノ城関 |
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似顔絵室551 |
大相撲で異例のスピード出世を続けている関脇、逸ノ城関を鑑定します。
いい面構えをしてますね〜。角界はモンゴル勢大活躍でたくさん幕内にいるため「見分けがつかない」ようになってきましたが、この人は目の強さが抜きんでています。朝青龍と同じで格闘の目をしています。にしても朝青龍に似ています。特徴的な顔相パーツが朝青龍と全部一緒。
同じように笑うと線のようになる細い糸目で男女に関わらず周りの人から親しまれやすいタイプです。特に控えめで思慮深い性格をしているので、みんなが友好的に接してくれます。それでいて土俵の上では怖い顔になります。朝青龍も同じですが、違いを言葉で説明するならば「朝青龍が怒った目」「逸ノ城は不気味な目」です。何をやってくるかわからない強さ、何をやっても通じない強さ、折れない強さを感じます。
耳も本当に朝青龍に似ています。顔の側面にピタッと張り付いたような張り付き耳で人一倍の勝負強さがあります。また、耳たぶが前を向いたポジティブ耳で運を引き寄せます。
朝青龍と違うのは、若さのぶんもあって頬がとても前に盛り上がっているところ。頬が高いのは自己主張が強い性格を表しますが、丸く盛り上がっているため笑顔の表情が伝わりやすく、この「たこ焼きほっぺ」は世界共通の笑顔で人気者の顔相です。本当に楽しみな人材が現れました。
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第697回 2014年12月1日 野々村竜太郎さん |
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12月に入り今年を振り返る季節になってきました。今年話題になった人と言えば、前代未聞の“号泣会見”で世間を爆笑させた元兵庫県議・野々村竜太郎さん。
11月19日発売の『週刊実話』(日本ジャーナル出版)の【[本誌名物]ニッポン悪人顔2014】でコメントをしたのを元に解説します。
まず、普段の顔ですが、丸いタレ目で性格的には優しく、いざという時に弱気になるタイプです。目と目の間が狭くのは、神経質で集中力が高いことを表します。そのため内にこもる傾向があり、ナルシストな人に多いです。
唇が厚くて愛情深い人ですが、目の相と合わせて自己愛が強いと観ます。
会見の表情を元に鑑定すると、話す時に下顎が下がって下の歯ばかりが見えるのは、いじけていて逃げたい心理の表れです。あれば、逃げることばか考えている心ここにあらずの状態ですね。気が小さいのに悪事をはたらく小悪党の顔相と言えます。
あの泣け叫びは、お笑いの人も叶わない役者ぶりで見事な顔芸だなと思いました。しかし、あれは実際には演技ではないと思います。話しているうちにどんどん興奮して感情が爆発したのでしょう。
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