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第640回 2013年9月24日 新井恵理那さん |
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セント・フォース所属のフリーアナウンサー新井恵理那さんを鑑定します。
調べ物をしていたところ彼女がエンタメキャスターを務める『Oha!4 NEWS LIVE』の動画を見て「かわいい!」と思いました。「女子アナ顔だなぁ」「でも局アナ顔ではなくセント・フォース顔だなぁ。青学顔だなぁ」と調べてみたら、やっぱりセント・フォース所属で青学出身でした。局アナよりはタレントっぽいあたりがセント・フォース顔です。最初は『情報ライブ ミヤネ屋』で宮根誠司さんと司会を務める川田裕美アナウンサー(読売テレビ)に雰囲気が似ていると思ったのですが、ショートボブの髪型だとテレビ朝日の竹内由恵アナウンサー(彼女は慶應ですが)にも似ています。で、パーツのバランスが整ったタレント具合は安田美沙子さんの感じですし(フジテレビアナウンサーの松尾翠さんの新人時代をちょっと足した。あっ、松尾さんと同期の本田朋子さんにも似ています)、小悪魔的な妙に色っぽい艶めかしい感じはAV女優の吉沢明歩さんにも似ていて、上品な感じはモーニング娘。サブリーダーの譜久村聖さんにも似ています。
似ている人の羅列だけで半分くらいきてしまいましたが、ポイントを3つに絞って新井恵理那さんの魅力を分析します。
1つ目は、左右が非対称の目。写真によっては対称のように見えるものもあれば、明らかに非対称で雌雄眼だとわかるものもあります。左右の目の大きさが微妙に違っているのにバランスがとれている譜久村聖さんや綾瀬はるかさんと共通する顔相で、人を惹きつけます。不思議なセクシーさはこの目によるところが大きいです。さらに黒目が中央に寄って内斜視気味なのも小悪魔的な色っぽさに繋がっています。また、とても澄んだ目をしていて善人であることがわかります。目頭(特に向かって左の右目)の切れ下がりが深く、男性にモテるぶん同性からは妬まれる顔です。
2つ目は向かって左側に出来る「片えくぼ」。「片方だけある」というのが気になってしまうポイントで、目が左右で違うので目元も気になれば、口元も気になるという風になっているのです。そして、目元も口元も左右非対称なのに上手くバランスがとてれいて魅力的な顔になっています(角度や表情によっては右側にもうっすらえくぼできたりで、いろんな顔になるのです)。
3つ目は小顎。顎が小さくて、小顔(基本的に小顎だから小顔になる)なぶん、局のアナウンサーよりもかわいくて(幼い印象で)タレントっぽい顔になっています。小顎だと子供っぽすぎたり(漫画顔に見えたり)、不健康な印象に見えることもあるのですが、新井恵理那さんは頬がふっくらしているのでそれもなく、髪型や角度でいろんな印象に見える不思議で魅力的な顔となっています。
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第639回 2013年9月17日 ウラディミール・バレンティン選手 |
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似顔絵室551
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1964年に王貞治選手が初めて打ち立てたシーズン最多本塁打55本のプロ野球記録を塗り替えた東京ヤクルトスワローズのウラディミール・バレンティン選手を鑑定します。
過去にはタフィ・ローズ選手、アレックス・カブレラ選手が王貞治選手の記録に並ぶ55本までで記録更新にはならなかった記録を、49年ぶりに更新しました。
どんな人かと写真を見ていると、お顔のほうはキャップ姿のプロフィール写真だと元プロ野球選手(監督)の落合博満さんに雰囲気が似ていて、キャップを脱いだお顔は女子プロレスラーのアジャ・コングさんにソックリだと思いました。
優しい眼差しの離れ目で「いい人」感がとても出ています。アジャ・コングさんに似ているのは、この目元もそうですし、下ぶくれで頬がふっくらした輪郭、鼻、口、そして髪型と全部ですね。先日『週刊ゴルフダイジェスト』で鑑定した田中将大投手と成田美寿々プロのソックリ具合を超えるほど似ています。
まず、落合博満さんと似ているのは眉間が開いているのと眉尻が垂れているところでしょうか。眉間が開いた人は、考え方が柔軟で臨機応変に対応できる人です。目と目の間が広いのは視野が広いことを表します。これは、考え方と視界の両方が広いという意味です。54号のホームランを広島の前田健太投手から打ちましたが、なんと顔の高さもあるボール球を悪球打ちしたものでした。ヤクルトの小川監督が「彼は畳一畳分の広さを本塁打にできる」とコメントしたように、記録更新がかかっていて「投手がボール中心の組立になること」に対する臨機応変の対応と、実際の視界の広さの両方があるからこその離れ業でした。
下ぶくれでふっくらしたお多福型の輪郭は、要領のよさと天性のひらめきがある顔相。愛嬌もあるので人気運も高いです。
鼻は小鼻が超張ったスタミナ満点の鼻をしていて、鼻の穴も超大きくて並外れたパワーの持ち主だと鼻が示しています。
冒頭に書いたように、優しい眼差しで真顔や笑顔は「いい人」感がとても出ているバレンティン選手ですが、集中した時の表情は総合格闘技のアリスター・オーフレーム選手のような顔になります。プレーヤーとしての戦う顔なんですね。今回の鑑定を通して落合博満さん顔写真を見てみたのですが、ロッテ時代の若い頃の写真は、最近の穏やかなお顔とは真逆の闘志溢れる顔をしていました。
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第638回 2013年9月9日 金澤朋子さん(Juice=Juice) |
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9月11日にメジャーデビュー曲としてトリプルA面シングル『ロマンスの途中/私が言う前に抱きしめなきゃね(MEMORIAL EDIT)/五月雨美女がさ乱れる(MEMORIAL EDIT)』をリリースするJuice=Juice(ジュースジュース)からサブリーターの金澤朋子さんを鑑定します。
もともとは℃-uteのファンで、「DAM★とも カラオケコンテスト」で最優秀賞を受賞し、Berryz工房、℃-uteのメンバーと共演。その「DAM★とも」からエントリーしたアップフロントワークス主催の「OCEAN MUSIC AWARD新人発掘オーディション2012」で入賞したのをきっかけに2012年11月よりハロプロ研修生に加入。そして今年4月、加入短期間のうちに『Juice=Juice』のメンバーに抜擢されてインディーズデビュー。で、今回メジャーデビューとトントン拍子でここまで来ました。
金澤さんは声が非常に特徴的で、プロデューサーのつんく♂さんからは「面白い声をしています。気になる声です。良いビブラートを持っています。すごく耳に引っかかって来るんですよ。」「今ではこの変わった声が耳に癖になりますね。」と評価されています。
金澤朋子さんは本当に個性的で癖になる「不思議な声」をしていて、観相学の一部である声相のお話もしたいのですが、つんく♂さんがこれだけ言っているので、私のメインである顔相について書かせていただきます。金澤さんは、声だけでなく、お顔のほうも「面白い顔」「気になる顔」「目に引っかかる顔」「目に癖になる顔」をしています。ファンの間では元スマイレージの前田憂佳さん、℃-uteの矢島舞美さんに似ているという声が多いようですが、最近は一瞬の表情が鈴木愛理さんにも似てきました(やっぱり好きな人の表情を真似てるうちに似てくるのでしょうか?)。
まあ、ハロプロ顔はハロプロ顔ですね。ハロプロ顔には3パターンくらいあって「(A)顎がグイッと出ている」「(B)エラが張っている」「(C)離れ目だけど黒目が寄っている」なのですが、金澤さんは(B)(C)の2つのパターンに当てはまります。目と目の間が広いのはおおらかな草食動物系ですが、黒目が中央に寄っているので集中力は高いです。穏やかだけどしっかりしているタイプですね。エラが張ったホームベース型の輪郭をした人は、物事にガムシャラに向かっていく猪突猛進タイプ。精神的にも強いです。
目と目の間が離れているといっても極端ではなく、パーツの全体的な配置は平均型で整った美形の配置です。目元も鼻も整っていて美人+かわいい顔(若干カエル顔)なのですが、口元が超個性的です。歯の1つ1つの形がわかるほどギザギザでその歯に上唇がくっつくように「うにゅっ」となるのです。口だけピンポイントで見ればブサイクパーツに見えかねない口なのですが、これが怪獣をゆるキャラ化したような感じで妙にかわいいのです。そして、この口によって単に美人でかわいいだけでなく(それだけでも魅力的ですが)、「面白い顔」「気になる顔」「目に引っかかる顔」「目に癖になる顔」となっているのです。
上唇が厚いのは与える愛が大きく、愛されるよりも愛することに幸せを感じるタイプです。気がかりなのは涙袋がぷっくり膨らんでいること。これは無意識のうちにセックスアピールをしていて、潜在的に男を求めていることを表します。恋愛禁止のハロプロで、松浦亜弥さんのように裏側で上手くやっていけるといいのですが…。
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第637回 2013年9月2日 小木曽忠生次長(半沢直樹) |
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ブンセイの森
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ドラマ『半沢直樹』(TBS系)で緋田康人(ひだ・やすひと)さんが演じた人事部の小木曽忠生次長を鑑定します。
昨日、9月1日の放送の第7話では、ついに平均視聴率が30%(関東地区。ビデオリサーチ調べ)の大台に乗った『半沢直樹』。ドラマの舞台を東京に移しても関西地区では31.2%と視聴率を伸ばしています。現在「第二部 東京本店編」が放送中ですが、【勧善懲悪】をシンプルに表現したこのドラマにおいて「第一部 大阪編」で、絵に描いたような悪役を演じた緋田さんの功績が大きいと思います。今回は緋田さんの顔相ではなく、緋田さんの演技による「小木曽忠生次長の表情」についてお話しします。
眉が上がって眉と目の間が広がるような表情は、驚きを表します。左右の眉頭が広くなった時や眉全体が上がって上側の白目が見える表情は恐怖を表します。緋田さんは驚きから恐怖の表情をとてもわかりやすく演じていました。
目を見開いた表情がやたら多かったですが、これは気が弱くて怖がりな人に多いです。この表情を多くすることで「悪役だけど“小物感”」がよく出ていたように思います。相手を威嚇する時にも目を見開く表情をします。その時は、目を見開いて、目に力を入れて相手を見るのですが、この目に力が入っている時点で、本当は気が弱い人なんだなとわかります。
口元はわざと上の歯を見せて笑顔を作ることで「余裕があるように見せる」表情をしていました。で、さらに追いつめられると、上唇と下唇は開き、口は斜め下に広がって下の歯が見えていました。これ極度の恐れの表情で、目元はなんとか繕っているものの、完全にビビっている時の顔。緋田さんの演技による見事な感情表現によって、「悪(人事部の小木曽忠生次長)がそろそろやられて正義(半沢直樹)が勝つ」という痛快な結末を楽しむことができたのです。
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