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第536回 2011年7月25日 チャン・グンソクさん |
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「ペ・ヨンジュンを超える?!」という声も聞かれる韓国人俳優のチャン・グンソクさんを鑑定します。
それにしてもテレビでの取り上げられ方がスゴイですね。注目の人ということで、雑誌の取材中にも何かと名前が出てきます。「ヨン様と呼ばれるペ・ヨンジュンに対し、グンちゃんと呼ばれるチャン・グンソクは親しみやすい。」「ペ・ヨンジュンファンのお母さんと東方神起ファンの娘が、チャン・グンソクの話題で仲良くなった。」など…。
私がチャン・グンソクさんを知ったのは、【テレビ局ごとの傾向が丸わかり!男子アナウンサーの顔相研究。】でコメントした3月23日発売の『anan(アンアン)』の表紙。とても優しい目で、一瞬「女の子???!」と驚きました。長くて曲線的な髪型のせいもありますが、よく見るとアイラインが入った目をしているのも理由だったようです。丸みのあるタレた目といいふっくらとした厚い唇といい、女性のパーツです。丸みのあるタレ目は優しい気づかいができる顔相。ふっくらとした厚い唇は情熱の表れ。恋愛でも仕事で、趣味においても、コレと思ったら一気に燃え上がるタイプです。
眉は他の韓流スターと同じように濃い眉をしています。眉が濃い人は、意志が強く実行力があります。おそらく整えていると思いますが、太さ、長さ、角度、全てにおいて目や顔全体とバランスがとれています。
このように「女性的な目と口」「男性的な眉」と形的にはどれも美形と言われるパーツをしているのですが、鼻は小鼻があぐらをかいたようの横に広がった鼻です。鼻だけをみるとブサカワ犬っぽい形で、そのことで単にバーツの配置や形が整った美形イケメンではなく、愛嬌もある個性的で魅力的なイケメンになっています(AKB48の柏木由紀さんにも同じことが言えるでしょう)。小鼻が張ったあぐら鼻は、顔相的にはバイタリティやスタミナのあるいい鼻相です。また、鼻の付け根が太いので気性は荒く、目や口の女性的な印象と違って、実際はななり猛々しい性格をしています。
総合的に観て非常に魅力的な顔相ですが、古今東西ヒーローの相であるヨン様を超える人気が出るかと言われると?マークがつきます。ファンの方には申し訳ありませんが、今後ヨン様を超えるには髪型も含めて男性的な面を強調していく必要があると思われます。 |
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第535回 2011年7月19日 澤穂希選手 |
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似顔絵室551 |
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で世界一に輝いた日本代表から、最優秀選手(MVP)と得点王に輝いた主将の澤穂希選手を鑑定します。
優勝直後のスタジアムでのインタビューを見て思いました。「輝きまくってる!なんと素晴らしいお顔!」。人間の心は顔に表れることがわかる本当にいいお顔でした。延長戦を闘い抜いて疲れているはずなのにそれをまったく感じさせないイキイキとした顔。輝いているのは汗の影響もあるのですがそのことで素顔の美しさが倍増し、ファンデーションでメイクした女性の顔よりも美しい本物の美しさがありました。女性はメイク崩れをおそれて汗をかくことを嫌がり、水分を摂るのを控える傾向がありますが、夏はたくさん汗をかけるようファンデーション無しの夏用メイクをしていただきたいです。澤選手のように汗が艶となって輝くことで若々しいお顔になるのです。
さて、澤選手の顔相をパーツごとに見ていきますと、もっとも特徴的なのは細く切れ長の目になります。上がった角度は信念を貫き通す我の強さを表し、細く鋭角な切れ長の目は精神的な強さを表します。日本代表には他にもMFの宮間あや選手や阪口夢穂選手、GKの海堀あゆみ選手と、細く切れ上がった精神的に強い選手が多かったのも優勝できた理由ではないでしょうか?
細い目の人は無表情でいると何を考えているか分からず、とっつきにくい印象になりますが、彼女達のように真剣な眼差し、弾けるような笑顔と表情をすることで親しみやすい顔になります。
日本人の女性はとかく大きな目に憧れますが、西洋人の男性にとっては東洋人の個性である澤さんのような細い目の女性に魅力を感じます。日本人女性は無理に目を大きくするのではなく、澤さんのように自分の個性を活かして世界で勝負してほしいものです。
鼻は元マラソン選手の高橋尚子さんや、ボクシングの亀田興毅選手のように小鼻が張って横幅が広いスタミナのある顔相。この2人と比較しても横幅が広く鼻の穴も大きく、バツグンのスタミナの持ち主であることはここに表れています。鼻の穴が大きい人は、面倒見のよい親分肌で、仲間内でリーダーシップを発揮します。澤穂希さんは、世界一のチームの主将になるべくしてなったお顔なのです! |
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第534回 2011年7月11日 綾乃美花さん |
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田原俊彦さんの長女で、ミスマガジン2011準グランプリに選ばれた綾乃美花さんを鑑定します。
目元と鼻がお父さんにソックリで微笑ましいです。一般的に、女の子はお父さん似、男の子はお母さん似になる傾向が強いですが、綾乃さんはお母さんで元モデルの向井田彩子さんの面影はなく、お父さんの面影のみでトシちゃんを女の子にしたお顔です。田原俊彦さんをおおらかにして穏やかにした女の子というか…。
お顔を細かく観ていきますと、お父さんと違う女らしい部分は輪郭にあります。頬がふっくらと丸い下ぶくれの輪郭でベースにある卵形の輪郭に、太るのではなく良い肉の付き方をしています。お多福顔、おかめ顔、ムーミン顔で周りの人に福を与える福相です。
運が入ってくる眉間が広くて艶も良いですし、眉間がとてもリラックスしているのもいいです。そのことによって眉尻が下がった人を受け入れる顔になっています。目尻も下がっていますし、下ぶくれの輪郭と合わせて恵比寿様を女の子にした顔相。AKB48の総選挙で3位になった柏木由紀さんと恵比寿様を足して2で割ったようなとても魅力的なお顔です。親の七光りなんかではない見事な幸福顔です。
お父さんの口が、唇が薄くて横幅がある引き締まった男性的な口なのに対し、綾乃さんは少し厚めでふっくら曲線的な女性的な口をしています。お父さんの遺伝子を引き継ぎながらちゃんと女性的な顔相になっているところに、よい育てられ方をされてきたことがうかがえます。
お父さんと同じく、眉から鼻先までの中停が長いので中年期の運が特にいいです。芸能界で活躍する時期とお父さんとほぼ同じで20代中盤までで、その後は幸せな結婚をするのではないかと思います。 |
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第533回 2011年7月4日 山口百恵さん |
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昭和の歌手・女優、山口百恵さんを鑑定します。
3月に友人の音楽ライター鈴木啓之さんが【「山口百恵は菩薩である」は やはり本当だった!】という記事を書き、先月、とある場所でLP版ベストアルバム『Best of Best 山口百恵のすべて』を発見し、あまりのお顔の美しさに衝動買いしていました。
先週、個人鑑定のお客さまでとても目が美しい方がいたので話を伺ってみると「テレビで山口百恵の映像を見て、あんな顔になりたいと思って、ビデオやYouTubeで見てイメージトレーニングしている」と聞き驚きました。数年前の写真も見せていただいたところ、その頃とは目の柔らかさが全く違っていて、顔全体が柔和で慈悲深い顔になっていたのです。
このような流れで、山口百恵さんの顔の魅力を再確認することになりましたので、今回は特別編ということでお送りします。
山口百恵さんの顔相鑑定は2003年の『女性自身』(光文社)で、初期、中期、後期の顔相を分析したことがあるのですが、今回は『『Best of Best』のお顔で鑑定することにします。
輪郭はエラが張ったホームベース型の輪郭ですが、ふっくらと丸みがあります。ホームベース型の輪郭は基本的にひとつの目標に突き進む猪突猛進タイプです。ただ、丸みがあるので強引さはありません。
一直線の眉は大胆で物怖じせず、周囲が驚くような行動をとる顔相です。ストレート眉の人はたいてい上に上がった上昇眉で野心的なケースが多いのですが、百恵さんはほぼ平行か微妙に下がっているくらいです。物欲や名誉欲、もっというと煩悩がないような眉をしています。その間の眉間は、全く力が入ってなくて艶があり美しいです。
そして目。山口百恵さんの特徴をもっとも表す部分です。形は上がってるようで垂れているような形。直線的ではなく微妙な曲線で特に目頭と目尻のカーブが美しいです。その中にある瞳がとてもやすらかで、慈悲深い“観音様”のような目になっています。
目と目の間が広く離れたおおらかな「草食動物顔」ですが、細く思慮深い目をしているので全く間抜けな感じになっていません。左右で目の大きさ・形が違っていて、眉も高さが微妙に違っています。パッと見ではそれはわからなくて、全体としてはバランスがとれている。事務所の後輩にあたる現在のホリプロで一番の稼ぎ頭になった綾瀬はるかさんも左右の目や眉が違うのにバランスがとれたタイプ。この目によって、私は『Best of Best』の写真の顔に引き込まれたのです。
鼻は今から見ると標準か小さめで小鼻もあまり張ってません。額や頬も平坦で、仕事に生きる相ではなく家庭を大事にするいい奥さんになる相をしています。
唇は上下とも厚くふっくらしていて愛情深さが表れています。目も口元も喜怒哀楽を超越した何か達観した表情。独特なパーツの形やバランスも含めて山口百恵にしかできない顔です。
今、私の世代(現役時代は百恵さんの魅力が解らなかった)や百恵さんの現役時代を知らない若い世代が山口百恵の顔に惹かれるのは、複製や加工、コピー文化の現代においては生まれることのない顔だからなのかもしれません。 |
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