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第560回 2012年1月30日 田中慎弥さん |
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『共喰い』で第146回芥川賞を受賞した作家の田中慎弥さんを鑑定します。
受賞会見では、ふて腐れた態度で米女優のアカデミー賞受賞でのエピソードを引用し「もらって当然」、「都知事閣下と東京都民各位のために、もらっといてやる」などど発言するなど、ちょっと芝居がかっていた田中さん。会見以外の写真を見ても、一種異様な目をしています。強い意思、強い信念を超越した常人には見られない目…。“狂気じみた目”と言ってしまっていいでしょう。「天才とキチガイは紙一重」という言葉があるように、紙一重のところで作家でとどまった“狂気じみた情念”が目に表れています。
高校を卒業してからはアルバイトを含めて職に就いた経験が一切ない、パソコンも携帯電話も持たず原稿執筆は鉛筆で手書き、といった常人離れしたエピソードを聞くにつれ、この人が天才(作家)になろうとしてギリギリのところまで自分を創ろうとしていたのがわかります。昨年『苦役列車』で第144回芥川賞を受賞した西村賢太さんもそうですが、普通のことをやっていたのでは、秀でた作品は創作できない。
小学生時代や高校生時代の写真とは別人のような目つきをしていて、現在の目は内に秘めた情熱が鬱積されたように見えます。変わったのは目だけはなく、口も全然違います。反抗的な口の印象に見えますが、口角がめくれ上がった口でとても闘志のある口です。プロ野球の田中将大選手やプロボクシングの亀田興毅選手、総合格闘技の山本“KID”徳郁選手と同じ顔相。作家なのにスポーツ、それも格闘家に多い相をしているのです。
エラも高校時代から比べものにならないくらい張っていて、この20年間、売れることを夢見て歯を食いしばってがんばってきたことがわかります。アゴも高校時代と比べるとグイッと前に出た自信家の相に変化していて、続けるとこによって「もらって当然」と言えるほど自信を確信に変えきたのでしょう。
何度も芥川賞の候補になりながらようやく今回受賞した田中慎弥さん。1つの目標を達成したことで、今後また違った顔に変わっていくと思われます。
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第559回 2012年1月23日 中村静香さん |
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グラビアアイドルの中村静香さんを鑑定します。
2010年12月に初めて雑誌で見た時から「かわいいなぁ」と思っていたのですが、その後も雑誌でよく見かけるようになり今やナンバーワングラドルと言っていいほどの売れっ子ぶり。今週からはドラマ『白戸修の事件簿』(TBS)に出演します。
雑誌の見出しには必ず「ロリ顔」「ロリかわいい」「ロリ巨乳」という文字が並ぶ中村静香さん。その“ロリ”(ロリータ=童顔)がどこに表れているかというと、いかにも柔らかそうな赤ちゃんほっぺと寄り目にあります。内斜視気味の顔相も赤ちゃんや幼児によく見られる特徴でこの2つがロリっぽい印象を作っています。それでいてパーツの配置は赤ちゃんに見られる下寄りのキュートフェイスではなく、平均型のニュートラルフェイスの整った配置。
輪郭は縦長の大人タイプではなく、縦に短い子供タイプ。だけど丸顔ではなくて、似顔絵でデフォルメするなら横のほうを広く描くくらい横長の台形やおむすびのような形をしています。このような台形型の輪郭の人は、いつも笑顔の世渡り上手。何か問題が起きても天性のひらめきと要領の良さで解決してしまいます。ちょうど10年前の「ロリ巨乳グラビアアイドル」乙葉さんそっくりの輪郭。
眼差しはいくぶん中村静香さんのほうが優しい(弱い)く、眉も中村静香さんのほうが乙葉さんより曲線的で眉尻が下がっており、協調性も高いです。
黒目は中央に寄ってるのに目と目の間が離れているのも乙葉さんと同じで視野が広くておおらかです。のんびりしていて天然ボケをかますのでいつも周りの人気者になるタイプ。
ホクロの位置は、乙葉さんが口の向かって左下にあるのに対して中村静香さん向かって左上にあってこれもチャームポイントになっています。
総合的に観て、良妻賢母型の乙葉さんと比べるとしっかり度よりも守ってあげたい度が強いぶん“賢母”要素は少ないのですが、間違いなく“良妻”の顔相で将来はいいお嫁さんになる顔相をしています。
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第558回 2012年1月16日 桜田通さん |
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ドラマ『数学女子学園』(日本テレビ)に出演している俳優の桜田通(さくらだ どおり)さんを鑑定します。
大好きな田中れいなさんと道重さゆみさん(モーニング娘。)がダブル主演ということで見はじめましたが、これがメチャメチャ面白い!このドラマでは、主演の2人に匹敵する重要な役どころの準主役の佐藤 一樹を演じている桜田さん。イケメンなのにコミカルな演技が光ってます。ドラマではSキャラの田中れいなさんにイジめられるMキャラなのですが、今回は本来のお顔とドラマ上のキャラで作った顔について解説します。
同じ事務所の三浦春馬さんと同タイプのシャープな輪郭にとても上がった眉をした顔相の今風イケメンです。シャープな輪郭にはストイックで自分にも他人にも厳しい性格が、眉頭より眉尻が1cm以上も高い上がり眉からは自意識、積極性、上昇志向、我の強さが表れています。
同タイプの三浦春馬さんはananの「やっぱり有名人は顔が命!2010年の福顔&幸顔大集合〜。」で2位に選んでいた(1位が石川遼選手、3位が向井理さん)のですが、2012年の今年は残念ながらこの顔相ではないんですよ…。
次に作った顔についてですが、ドラマでは長めの髪をペタッと下ろすことによって、自信がなさそうで弱々しいイメージを作ることに成功しています。普段のトップにボリュームをもたせて前髪を下ろすのと違って、長めの髪をペタッと下ろすととても重く暗い印象になるのです。普段の顔と見比べていただけると、髪型が顔の印象を大きく左右することがよくわかると思います。
向かって右側は眉どころか目まで隠れるくらいの前髪で、さらには黒縁メガネをかえることで、本来の強い目や上がった眉の印象を抑えることにも成功しています。
シャープな輪郭に上がり眉で今年の顔ではないのですが、この役作りの上手さ、そしてコメディドラマできる演技力をみると俳優としての将来性は三浦春馬さんより上なんじゃないかと思います。ぜひみなさんも長い目で注目してください!
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第557回 2012年1月10日 吉川友さん |
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アイドル歌手の吉川友(きっかわ ゆう)さんを鑑定します。
昨年1発目の譜久村聖(ふくむらみずき)さんに続いて今年の1発目もハロー!プロジェクトのアイドル研修生「ハロプロエッグ」出身者となりました。
ハロプロ大好きの私としてはもちろん以前から存在は知っていました。昨年正月のハロコンの前座で歌う吉川さんを見て「真野ちゃんよりもいいかも?」と思いましたが、顔的にはただの美人で面白みがないという印象でした。その後、5月にデビューシングル『きっかけはYOU!』を発売するもたいして話題にはならず。(というか、これを読んでいる方のほとんどが今回始めて知ったことでしょう。)
ところが、3rdシングル『こんな私でよかったら』を先週『ハッピーMusic』(日本テレビ)で歌う姿を見て「これだ!今年の顔はこれだ!」となりました!
吉川友さんも、昨年大晦日の『全国おもしろニュースグランプリ2011』(テレビ朝日)でANN系列26局の女子アナの中からナンバーワンに選んだ大分朝日放送の山下拓見アナと同じ「たこ焼きほっぺ」をしていたからです!2012年の幸運のカギは丸みのある顔で、頬が前方向に丸く隆起する「たこ焼きほっぺ」は世界共通の笑顔で人気者の顔相です。
1月8日放送のフジテレビ『アナ★バン!』でお伝えした開運メイクの1つであるピンク色の丸みのあるチークもしています。開運の基本である口角が上がった笑顔の表情も良ければ目の輝きもあり、全般的な運を観る肌の色艶もとてもいいです。額の色艶、眉間の色艶の良さといったら新垣結衣さんがブレイクした頃と同じくらい光り輝いています。今、間違いなく運気がいいです!身内びいきではなく(笑)、今、芸能界で1番運気がいいと言っていい。
髪の艶もよくてほぼ完璧なんですが、1点注文をつけるとしたら眉です。眉の太さはいいので、もうちょっと丸みをもたせると更に運気がアップします。標準的な卵形の輪郭、パーツの配置が平均型、パーツの形も整っている誰が見ても美人顔なので、メイクで変えられる眉だけは気持ちファニーな感じにしてみるといいでしょう。
事務所の先輩である石川梨華さんと同じ、目頭が深く切れ込んだ目をしているので男性からの人気運が極めて高いかわりに、同世代の女性から嫉妬される宿命をもっています。
ハロプロと同じアップフロントエージェンシー所属ながら、ハロプロには属さない吉川友さん。群雄割拠のグループアイドル戦国時代にあって、貴重なソロアイドル。皆さんも、ぜひ今年注目してください!!
ちなみにAKB48の「たこ焼きほっぺ」と言えば、ゆきりんこと柏木由紀さんです。 |
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