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第596回 2012年10月22日 石黒賢さん |
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『木曜ミステリー 捜査地図の女』(テレビ朝日)に出演している石黒賢さんを鑑定します。
10月18日(木曜日)の初回放送を見たところ私が撮影現場に偶然遭遇した「木嶋神社(蚕の社)」の場面がありました。映画の場合は撮影がシーンの順番と関係なかったりしますが、ドラマは順番通り撮ることが多いのでおそらく最初のロケだったのでしょう。うん、ラッキーです!
さて、石黒賢さんのお顔ですが、やはり茶髪の前髪パーマのヘアスタイルが気になりました。今まではシンプルなさっぱりした普通の髪型が多かった石黒賢さんが「なぜこの髪型?」と思ったのですが、1つは「若作り」、そしてもう1つは主演の真矢みきさん演じる橘珠子役(天然ボケ)にツッコむ同期の成田慎平役ということで、やりとりが刺々しくならないためだと思います。相手(この場合、橘珠子)はもちろん第三者(視聴者)が見た時に、髪色が明るかったり髪が柔らかく曲線の人のほうが、口調や話す内容が軽く柔らかく感じるのです。
「巨人の星」の星飛雄馬のような濃く太く上がった“飛雄馬眉”の石黒賢さん。この顔相は、「粘り強さ信念の強さが際だってあり、ひとつの目標に向かう力が最高にある相」を意味しますが、以前と比べて眉が伸びていますね。これは毛の成長を抑える遺伝子の働きが低下したことによるもので老化現象の表れです。もしかしたら、髪の毛も白髪が増えたことで茶色に染めているのかもしれません。
表情で気になったのは呆れた時の片方の口の下げ方です。「ポンキッキーズ」ガチャピン・ムックのムックのような「ウガァ」って感じで、呆れた時に人はどういう表情をするかよく研究されているなと思いました。
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第595回 2012年10月15日 三浦友和さん |
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大ヒット上映中の映画『アウトレイジ ビヨンド』から山王会会長加藤役の三浦友和さんを鑑定します。
未だに「グリコアーモンドチョコレート(結婚前に現在の奥さんである山口百恵さんと共演したCM)」での爽やかなイメージが強いのでヤクザの親分役と言われてもピンときませんでしたが、三浦友和さんも60歳だと知り、もうそんなに時が経ったのかと思いました。
そんな三浦友和さんのお顔ですが、私が今でも爽やかなイメージを抱いていたように、60歳という年齢を感じさせない若々しいお顔です。なぜ、若々しく感じるかと言うとシワが少ないから。そのため、人生の年輪が感じられないのです。私も46歳にしてはシワがなく人生の年輪が感じられない顔をしているのですが、気にはしてません。この顔から、自分はまだまだ若くて、自分のピークはかなり先にあると思っているからです。人生の酸いも甘いも経験して、歳相応にシワが出来たほうがいいのですが、必要のない苦労を背負い込んでシワが出来るよりは出来ないほうがいいです。私のようにじっくりじっくり成熟していくつもりで、苦労を苦労と感じないくらい全ての出来事を楽しく感じているとシワはできません!いろんな美容ビジネスがありますが、お金をかける必要はなく考え方次第で若々しい肌と顔を手に入れることができるのです。
先に結論を書きますが、三浦友和さんのピークはまだ先です。三浦友和さんのひと時代前の美男子である加山雄三さんが75歳でもいい顔をしているように、三浦友和さんも75歳になった時に今とは違う老熟したお顔になっているはずです。
額は見事な角額でカッチリした几帳面な性格がうかがえます。口は明らかに小さいので消極的な人です。山王会会長加藤役では頬の下が盛り上がっていて、豊頬手術をして悪役として一世を風靡した宍戸錠さんのようになっていますが、これは中に詰め物でもしているのでしょうか?表情によって作っている部分もあるのですが、妙に不自然です。これの影響か、法令線が口を囲まずに口角のところで止まっている部下運のない相をしています。実際の三浦さんの顔のほうが法令線が口を囲むようにあって部下運のいい顔相。映画はまだ見ていないのですが、あの変な口元には何か意味があるのか気になるところです。
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第594回 2012年10月9日 山中伸弥さん |
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ノーベル賞の受賞が決まった京都大学教授の山中伸弥さんを鑑定します。
昨夜、大阪駅で号外を配っていて「ノーベル賞」という文字が見えたので受け取ると、まだ若く、そしてとてもいいお顔の方だったので驚きました。「iPS細胞作成」は再生医療に新しいとして期待されますが、そんな素晴らしい研究で受賞されたことは、同じ日本人としてうれしく誇らく思います。
強く穏やかな目はアップル創業者・スティーブ・ジョブズを彷彿とさせ、いかにも“求道者”といった目をしています。パーツの配置はジョブスのほうが内型で、山中さんは内寄りのほぼ平均型。なのでジョブズにありがちだった攻撃性はなさそうです(笑)。
額の光沢があって健康で運がいいですね。額は広ければいいってもんでもなくて(額が広いと頭がいいも限りませんし)色艶がとフォルムがポイントです。中学時代の写真を比較すると額が広く丸く大きくなっているのがよくわかります。学生以降も良い風に頭を使ってきたことで出来た額だと現在の色艶形でわかります。(目は中学時代から焦点が定まったいい目をしていました)
鼻は小鼻が張ってバイタリティとスタミナがあります。中学時代は小鼻が張っていないのでここも変化しています。マラソンが好きで、京都マラソンを完走することで研究資金の寄付金を募集したり、研究をマラソンにたとえたり、マラソンの練習後にノーベル賞受賞の電話があったりしましたが、この小鼻の張りは後天的にできた顔相だと思われます。
口は中学時代は唇が厚く横幅は平均的だったのが、現在はその時よりも薄く横幅は長くなっています。口元が引き締まっていて家庭を持つ男性としては理想的な口です。エラが張った輪郭、上瞼が細く垂れた目、若干内型のパーツの対置といい理想的なパパの顔相でもあります。
顎は四角く少し前に出ています。大学教授に多い厳格さのある“いかにも大学教授”といった顎をしていて「やっぱり職業顔はあるなぁ」と思った次第です。最初に号外で見た写真だと『ロンブー淳×森川教授の最強の恋愛術』(マガジンハウス)の早稲田大学恋愛学教授の森川友義さんに似ていると思ったのですが、よく見ると森川さんのほうがタレント顔っぽくてこれまた面白いです。スターの顔をした山中教授ですが、バリバリの現役研究者なので、マスメディアは今後の研究の邪魔にならないようにしてほしいです(年末の紅白のゲストぐらいならいいですが)。 |
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第593回 2012年10月1日 つんく♂さん |
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作曲家・故三木たかしさんの未発表作品『しょっぱいね』を歌手として歌ったCDを9月26日に発売したつんく♂さんを鑑定します。
普段はモーニング娘。をはじめとするハロー!プロジェクトのプロデューサーとして、お好み焼き屋「かりふわ堂」「AKIHABARAバックステージpass」の飲食店経営。プロデュースも手掛けるつんく♂さん。プライベートでは3人の子供のパパでもあります。改めてお顔を拝見してみるとシャ乱Q時代と変わらない部分、変わった部分がハッキリ両極端に分かれていて面白かったです。
変わらない部分は43歳とは思えないほど力強いエネルギーに満ちあふれた眼力(メヂカラ)。この年齢でここまで目の力が強い人はいないのではないでしょうか。現役時代にウルフと呼ばれた千代の富士(元横綱・現九重親方)のような強い目をしています。ただ、シャ乱Q全盛期は三白眼だったのが今はあまり感じさせません。これは、社会に対する不満から下から睨みつけるような表情が多かったのが、現在は社会に対しても真正面から見据えて対処していこうという表情の変化によるものだと思います。
眉もシャ乱Q時代と同じで「これでもか!」というくらい極端に上がっています。メイクをしていたシャ乱Q時代は細く角度もあったので、今はいくぶん自然ですが、それでもここまで上がった眉の人はそうそういないでしょう。トリミングして整えている部分もあるものの、元々の眉毛の生え方も上がっていますね。ただやっぱり「伸し上がるんだ!」という気持ち、表情が蓄積されてこの顔相になっています。上がり眉は上昇志向が強い人の顔相ですが、つんく♂さんが音楽プロデュースだけでなく、実業家としても手広く活動するのは、野心が顔面に表出した結果と言えます。キメキメの眉は自意識の強さの表れでもあります。
頬骨が横に出た顔相は文才があることを表します。女の子の気持ちを表現した作詞でその能力を発揮していますが、将来的にはエッセイだけでなく小説など長文も手掛けてみてはいかがでしょうか。
顔相で大きく変わった部分は加齢によって丸みを帯びてきた輪郭。人間的にも円くなり包容力が身についてきた証拠です。そして法令線。元もと鼻と口の間が広くて盛り上がっているので親分肌のある顔相でしたが、この両脇の部分(食禄)がより広くなったのと頬の肉付きがよくなったことで法令線が口を囲むように出来てきました。これは部下運が上昇していることを表しますので、ますますハロプロのメンバーが活躍することが期待できます。 |
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