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第584回 2012年7月30日 スギちゃん |
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似顔絵室551
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「ワイルドだぜぇ〜」で大ブレイク中のお笑い芸人・スギちゃんを鑑定します。 異常とも言える感じでテレビや雑誌に登場していますね。初めて見た時はオードリーの春日俊彰さんにダチョウ倶楽部の上島竜兵さんを少し入れた顔の印象を持ちました。改めて見てみても春日さんと似たところが多いです。肌は若干黒く脂ギッシュで顔がテカテカにテカっています。運勢的には艶があるほうがいいので、カサカサの肌よりはこのようなテカテカした肌のほうがいいです。脂ギッシュというのは新陳代謝のよさの表れでもあり、細胞がどんどん入れ替わる人のほうが、新しい気が入ってきやすいのです。
輪郭も春日さんと同じでホームベース型の輪郭をしていて、物事にガムシャラに向かっていく猪突猛進タイプ。鼻も春日さんと同じで鼻先が下を向いた矢印型の鼻。鼻先が下を向いた矢印型の鼻の人は、良く言えば倹約家、悪く言えばケチ。かなりお金を貯め込んでいるはずです。クールで自分の世界に閉じこもる傾向があり、大勢でワイワイと騒ぐよりも、気のあう仲間のほうが好きなタイプ。プライベートでは人見知りが激しいはずです。
アゴがグイッと前に出ているのは自信家の証。エラも張っているので、努力によって培った自信を持っているタイプです。
耳は顔にピタッと張り付いたような張り付き耳で警戒心が強くなかなか本音を明かしません。また、人一倍の勝負強さも持っています。耳たぶが前を向いているのはポジティブに行動し運を引きつける人。長い下積みの末、見事ブレイクしたのも、腐らずに絶対に売れることを信じてきたからでしょう。
ただ、心配なのは以前のギラギラした顔から、くすんだ顔になっていること。6月に過労による体調不良のため緊急入院しましたが、健康であってこそ人を笑わすことができますので、くれぐれも体調管理をしっかりしてほしいと思います。 |
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第583回 2012年7月23日 桂文枝さん(元桂三枝さん) |
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似顔絵室551
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69歳の誕生日である7月16日に大阪・なんばグランド花月で上方落語の大名跡・六代目桂文枝を襲名した桂文枝さん(元桂三枝さん)を鑑定します。
「あの顔=桂三枝」というほどお顔と名前が一致している方なので「文枝さん」と言われてもまだピンと来ません。そのお顔は、子供の頃からずっと見続けている顔なので変わっていない印象をもっていました。ところが、デビュー当時、更には高校生時代の丸坊主の写真を見てみたところ、年齢に応じた良い変化がわかりましたので今回はそれを中心に書きたいと思います。
落語家ながらテレビタレント・司会者として活躍してきた三枝さん(とどうしても書いてしまいますが、現桂文枝さん)ですが、整った顔で精悍な顔立ちをしていました。それが「MBSヤングタウン」のラジオのリスナーから人気に火が付き、テレビで顔が出ることによって人気が爆発したのでしょう。明石家さんまさんもそうですが、パーツの配置が平均型で面長のスマートな顔なのに、面白いタレントの走りです。
三枝さん(現桂文枝さん)の特徴はなんと言っても濃く太い眉にシャープな細い目。若い頃はその眉が上がっていて目力もあってそれが精悍な顔立ちを作っていました。濃く太い眉は意志の強さと粘り強さがある顔相。眉が上がっていて目も上がっているのは野心的の顔相です。
それが今では眉が濃く太いまま年相応に眉尻が下がってきました。濃く眉尻が垂れ下がった眉は羅漢眉と呼ばれ、人格者で思考力に優れている顔相です。
若い頃は「ホネホネ」という愛称がつくほど痩せていて、顔もシャープだったのが、加齢にともなって肉がつき丸みのある顔になりました。中には加齢とともに痩せこけて骨と皮が目立った顔になり、ギスギスした性格に変わる人もいますが、傾向的には三枝さん(文枝さん)のように顔が丸くなるにつれて性格も円くなることが多いです。
そして耳。こちらも高校時代の写真と見比べてみると大きくなっています。耳も加齢とともに大きくなり、長い人生で様々な経験を積むうちに人格者になっていきます。中には歳をとっても耳が大きくならない人もいます。これもあくまでも傾向ですが、耳が大きくなる人とほど穏やかで心の大きい人が多いです。
桂文枝さんという大きな名前になったことで、今後どういう風にお顔が変わるのか?これからのご活躍がますます楽しみです。
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第582回 2012年7月9日 大森南朋さん |
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7月14日公開の沢尻エリカさん主演の映画『ヘルタースケルター』に検事役で出演している大森南朋さんを鑑定します。
大森南朋さんを初めて知ったのはまだそれほど売れていない2000年だったんですが、雑誌やテレビでよく名前を見るようになったと思ったらあれよあれよといううちにメジャー俳優となっていきました。
最初の印象はどことなく影がある朴訥な青年で、ここ最近の印象も朴訥です。今回鑑定するにあたり改めてお顔を見てみると大阪市長の橋下徹さんに似ていることに気づきました。橋下徹さんを朴訥にした感じです。年齢も近いですよね。
橋下徹さんに似ていると感じる理由は4つ。シルエット(髪型+輪郭)、パーツの配置、パーツ(目)、顔の肉付き具合(シルエット的には丸いのに太っていない)にあります。
橋下徹さんと比較するとエラが張っていてアゴもしっかりしている大森南朋さんですが、耳が隠れた髪型で輪郭が縦には短くシルエットが丸いので輪郭が丸く感じます。
人が“似ている”と感じる時の大きなファクターとなるのが、顔のフレームである髪型と土台(輪郭)の形、パーツの配置(目が離れているか寄っているか等)、そしてその人の顔の中で1番特徴的なパーツが似ていること。パーツの配置は2人ともほぼ平均型で目がほんの少しだけ離れています。目も2人とも一重まぶたの目で“目の輪郭”や黒目の位置も上寄りの三白眼気味なのも似ています。三白眼の顔相は、良く言えば肝が据わっていて何事にも動じない強さがあるのですが、悪く言えば残忍で、やる時は非情になって徹底的にやるタイプです。ただ、角度的には大森南朋さんの目はタレていて、橋下徹さんと比べると好戦的ではない。協調的、協力的な性格です。眼力は強くないけど弱くもない。しっかりしているけど穏やかな目をしています。威圧的なところがないんですね。また、よく見ると目の形が左右で違っていいるので、全体的には整っていて美形なのに、引っかかりがあって気になる顔になっています。
さて、冒頭から書いている「朴訥」というキーワード。「朴訥」とは「飾り気がなく、口数が少ないこと」です。動画で見なくても、数枚の写真だけで大森南朋さんが実際にも「朴訥」であろうことは口でわかります。写真で見るとどれも口をしっかり閉じています。口が引き締まっているものばかりで歯が見えた笑顔の写真がない。形は男性的な薄く直線的な唇ですが、横幅は男性の平均サイズと比べると小さい。顔は表情の蓄積によって作られますので、今の顔から大森南朋さんは子供の頃から口を結んだ表情を多くしてきて口数が少なかったことがわかるのです。
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第581回 2012年7月2日 鈴木愛理さん |
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似顔絵:Keigo
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HKT48・指原莉乃プロデュースによるアイドルイベント「第一回ゆび祭り 〜アイドル臨時総会〜」で圧倒的な歌唱力を披露した鈴木愛理さんを鑑定します。 「ゆび祭り」では嗣永桃子さん、夏焼雅さん(ともにBerryz工房)とのユニットBuono!として出演した鈴木愛理さん。活動のメインとなっている℃-uteとしては6月30日に『℃-uteコンサートツアー2012春夏〜美しくってごめんね〜』の最終公演(よこすか芸術劇場)をYouTubeで世界中にLIVE配信。5月には2月に行ったフランス・パリでのライブ写真集『Buono! in Paris C'est Bon!″(DVD付)』の発売、6月20日にはBerryz工房×℃-ute(ベリキュー)として、Berryz工房の「Because happiness」と℃-uteの「幸せの途中」の二曲を同時に再生すると一曲になると話題の楽曲『超HAPPY SONG』をリリース、個人としても6月25日に8th写真集『この風が好き』の発売と何気に大活躍です。
ハロー!プロジェクトのメンバーは、モーニング娘。はもちろんのこと、Berryz工房、真野恵里菜さん、スマイレージと鑑定してきましたが、℃-uteは1人も鑑定してなかったことに気づき、このタイミングとなりました。
さて、2002年6月30日に『ハロー!プロジェクト・キッズ オーディション』に合格してから芸能界デビュー10年となった鈴木愛理さん。小学2年生から高校3年生という多感な10年間に顔が大きく変化しました。人間の顔は変化し続けるものですが、最も変化しやすい時期の映像や写真を見比べることできるので、顔と性格が相互に関係しあっていることがよくわかります。
鈴木さんの顔でもっとも変化したのは目です。オーディション時の映像を見てみると、眉も上がっていれば目も細いツリ目をしていて上昇志向が高いことがうかがえます。目力も強く野心的な性格が表れています。非常に勝ち気な性格で、何でも勝ち負けで考えるタイプの目です。それが今では丸みのあるトロンとしたタレ目になって穏やかで協調性のある性格になりました。幼い頃から芸能界、ハロプロキッズ、℃-uteで集団生活(協同仕事)の中で「こういう顔になろう」「こういう性格になろう」と思っているうちに変化したのです。協調性を意識するうちに変わった部分もあれば、丸いタレ目を意識してその自分の顔を見ているうちに協調性のある性格にもなったということです。
目は小2の時から角度が変わっただけでなく、奥二重からくっきり二重になって大きくなっています。顔を見て「美容整形か否か?」を判断するのは顔研究所家として避けれは通れない道です。顔が商品の芸能人は美容整形が当たり前になっていて(インターネットで検索すれば女性だけでなく人気の男性芸能人の画像もたくさん出てきます)、雑誌の取材時に聞かれた際に名前を出すのは、成功例でYMさん、MKさん、OYさん、失敗例(やり過ぎ)でKNさん、SYさん、GMさん、TNさんです(あくまでも私の見たところ)。これはあくまでもオフレコで話している内容で、公には「誰が美容整形をしているか?」については書かないことにしています。「美容整形している」と判断した場合にハッキリ書くことはありません。なんとなく匂わせた書き方をするか全く触れないかのどちらかです。逆にこのコーナーやブログで整形を否定する場合は、アップの写真などを見て確信に近いものを得られた時です。今回、鈴木愛理さんの顔をじっくり見て美容整形ではないと判断したので敢えて書きます。まず、ほとんどの人が8歳と18歳を比較すると子供の時より上瞼の脂肪が少なくなって目が大きくなります。それに加えて、写真を撮る時や鏡で自分の顔を見て「目が大きくなるように」目を見開いていると多少大きくなります。私も高校生のときにやってそうなりました。(顔は表情の蓄積なのでやらなくなったらまた目の形が変わりました。)二重まぶたについてはその形から判断してアイプチやメザイクによる“二重まぶたのクセ付け”よるものだと思います。ビジネスのために芸能人の顔の変化は何でも美容整形にする人がいますが、惑わされないようにしてください。
他に変わったところでよくわかるのは口です。カッパの着ぐるみで「かっぱ愛理」のキャラを演じたこともありますが、子供の頃は薄い直線的な唇(カッパのような口)だったのに、曲線的な厚みのある愛情深い女性の唇に変化しました。少女から女に成長したことがその理由ですが、実はもう1つ理由があります。子供の頃は写真を撮る時に目を大きく見せようと意識して「目を見開きながら口角を上げる」表情をやっていたから薄く直線的な唇の印象が強かったのです。皆さんも試しにやってみてください。目を大きくしながら口角を上げるのを意識してやると、どうしても口に力が入って引き締まり、唇の内側を噛むようになって薄く直線的な形になるのです。
鼻は子供から大人に成長する過程で「高く」「大きく」「長く」なります。鈴木愛理さんももちろんそのように変化しているのですが、今回、横顔のショットを見て初めて中程が盛り上がった鷲鼻をしていることがわかりました。この顔相は「プライドが高くて正義感が強い。」「自分の世界に閉じこもる。」という特徴があり、変なこだわりがある偏屈な性格で気難しい人に多いです。英語のprofileが「人物の略歴」「横顔」を意味するように、鈴木愛理さんの性格を最も表しているのはこの鼻なのかもしれません。 |
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