【顔面学講座⑧】男顔・女顔 近ごろ「女顔」のほうが人気なのはなぜ?
[楽活]での月1連載「池袋絵意知の顔面学講座」。
サイトリニューアル準備の関係で、7月、8月とお休みしていましたが、今月からまた毎月お届けできるようになりました。
第8回は、
【顔面学講座⑧】男顔・女顔 近ごろ「女顔」のほうが人気なのはなぜ? | [楽活]rakukatsu – 日々楽シイ生活ヲ
・顔の造作が魅力になっているのは人間だけ
・男顔と女顔の特徴
・男性に多い顔の特徴(男顔)
・女性に多い顔の特徴(女顔)
・顔の各部位に現れる性差(男性・女性)
・男性に強さを求めてきた歴史
・時代や環境で変化する顔の魅力
という内容になっています。
当初は「観相学的に分析(陰陽も含め)」も入れようと考えていたのですが、「日本顔学会」での、人類学や心理学での知見(原島博先生の講演、シンポジウム「顔」、『日本顔学会誌』内の学術論文、「顔学オンラインサロン」など)を元に構成し、最後は原島先生の話にプラスアルファを加えて自分の考えを示しました。
最初の「顔の造作が魅力になっているのは人間だけ」では、サル(ニホンザル)とオランウータンの話も。
※ニホンザルとオランウータンについては、何の話をしているでしょうか。
※今回は、どのネタを入れようか?と、記憶に残っているものを中心に論文を探して書きましたが、原稿に漏れたものには、過去の発表にあった
広島県警察本部による「耳介部からの年齢と性別の推測」の研究結果で、耳垂(耳たぶ)の形態的特徴として「分離型で長い耳垂は男性に多い」「密着型で短い耳垂は女性に多い」
というのもあります。
女性っぽい顔の男性芸能人では、小池徹平さん、滝沢秀明さん、妻夫木聡さん、そして、瀬戸康史さん、最近ではHey! Say! JUMPの伊野尾慧さんの名前を挙げています。
ジェンダーフリーやジェンダーレスが叫ばれる昨今、「性の多様性」と「性のアイデンティティ」については、もっと理解を深めていかねばなりません。
しかし、「男らしさ」、「女らしさ」、男女の違いについても、もっと理解を深めていかねばならないと思います。
皆さまの考えるきっかけになれば。
顔面学講座⑧】男顔・女顔 近ごろ「女顔」のほうが人気なのはなぜ?
ぜひ、ご覧ください!