2025-02-05

西成のドヤ街よりもディープでカオスな大阪最後の秘境 鶴見橋商店街を歩く

大阪から池袋絵意知です!ネパール人とベトナム人の鶴見橋商店街で梅菜扣肉を食べた話

大阪から池袋絵意知です!ネパール人とベトナム人の鶴見橋商店街で梅菜扣肉を食べた話

の、1月9日(木)を順を追って1つ1つ振り返ります。

今宮戎神社十日戎 大国主神社だいこくさん祭 えびす・だいこく両社詣って本まいり

今宮戎神社十日戎 大国主神社だいこくさん祭 えびす・だいこく両社詣って本まいり

難波八阪神社のインスタ映えする巨大な獅子殿 獅子頭守りと開運おたまじゃくし守り

難波八阪神社のインスタ映えする巨大な獅子殿 獅子頭守りと開運おたまじゃくし守り

 

Googleマップの言う通り経路でインド食材屋にやってきたら、そこは商店街。

すぐ左に商店街の入口が見えて、ここは鶴見橋商店街の「つるみばし一番街

インド料理屋。

目的のインド食材屋(看板にはインド国旗🇮🇳とネパール国旗🇳🇵)

この店にもはニーム(Neem)の歯磨き粉はなくてクローブ(Clove)の歯磨き粉を購入。手書きの「550」は550円の意味。

※箱の中には大きくて硬い歯ブラシも入っていて、歯ブラシセットで550円なのでそんなに高くない。

このように商品に直接値段を書いたものや、商品の前の紙で値段を書いていたり、中には値段表記がなく、店員に聞かないとわからないものも。

ちなみに夏にこのクローブ(Clove)の歯磨き粉を買って以来、クローブには殺菌作用があり、風邪などのウイルス対策にもいいと知り、グローブ水を作って飲んでいます(ペットポトルにクローブのホール3つを半分にカットして入れ、重曹をひとつまみ入れた水)。

このクローブ水がいいのか、チューブの生姜じゃなくて生の生姜を刻んで食事で使うようになったからか、風邪を引きにくくなりました。

野菜も売っていました。

インド食材屋の斜向かいあたりに本格中華四川料理「鮮の麺」

梅菜扣肉のビジュアルが「これ絶対うまいやつ!」のそれ。メニュー写真の日本語は「梅菜の肉詰め」とあったが間違えていて、ポスターには「豚バラの梅菜蒸し」とあった。

鰻丼のようなビジュアルの梅菜扣肉(名物)

単品では900円

定食はご飯とスープが付いて1080円でおかわり無料!

今日の夕食はここでとほぼ決定!

大阪名物 粉もんバル

訪れたのが1月9日なのでまた謹賀新年の垂れ幕が。鶴見橋1番街商店街

洋服屋の片隅にタバコ販売所

au PAY、PayPay、d払いの「au」「SoftBank」「docomo」の3キャリアのコード決済に対応!

まだ「新型コロナウイルス感染症 抗原検査キット」の幟が立っていた。

左からネパール国旗🇳🇵、右からネパール国旗🇳🇵

その先にはベトナム国旗🇻🇳

ベトナムレストラン

和菓子の翁菓舗。昔ながらの和菓子屋もあって、昭和がまだ残っている商店街

ベトナム食材屋にはベトナム国旗🇻🇳

またベトナム食材屋🇻🇳(ベトナム料理用の肉も販売していました)

青いバナナは1kgで750円だ。

マルヨシ衣料販売。昔ながらの洋服屋

無料のカレンダー

豚のマークがかわいい、ブーちゃん(毛糸・手芸、裁縫用品)

中華料理 雲隆(ウンリュウ)

Googleマップに旗を立てていて、当初はここで油淋鶏を食べるつもりだった。

宝石・時計 エコ藤田

こんな古い商店街でもお客さんがいるからびっくり!

大阪西成区の総合食料品スーパー越前屋(ここに1店舗だけのようだ)

靴屋のフジオカ

蚤の市

鶴見橋2番街まできました。

駒川商店街にもあった「大阪青果」のレジには行列が出来ていて先頭はネパール人らしき男。

大阪一地元住民の生活に密着した駒川商店街(こまがわ商店街) 天寅名物コロッケサンド

まるふじ

こんな感じの洋服屋があるのは駒川商店街と共通している。

レンタルスペースでリュックや帽子の販売

また昭和からある洋服屋

みずほ銀行ATMの前にもネパール人3人。

チャリンコのまま惣菜屋で天ぷらを買う日本人のイケジジイ。

ネパール食材屋🇳🇵

衣類が100円 古着屋か?

大衆演劇 鶴見橋 鈴成屋

コンビニのセブンイレブンもあった!

西成が本拠地のスーパー玉出の看板。チャリンコが前から後から。このあたりまで来るとシャッターで閉まっている店が多くなってきた。右にベトナム国旗🇻🇳

スーパー玉出の前には寿司処の幟

中國物産

紳士服ヤマグチ

お好み焼 だるま

制服のタケムラ

アイキャッチとしての、白の学ランと赤のセーラー服

と、どんどん西に歩いてきたら、道路を挟んで6番街。

鶴見橋商店街6番街

内科・小児科の前にはヒジャブを巻いたイスラムの母娘。

海鮮酒場 福ぷく

以前のように1人飲みをするのであればこの店も魅力ですが、基本的に外での1人飲みや立ち飲みは卒業(1ヶ月で1kg減量して1年で体重を12kg落とす計画ですし)

ようこそ鶴見橋商店街へ 6番街

各店舗の似顔絵がいい!

大原情報デザインアート専門学校の生徒たちによる作品?

アジア料理店 はなちゃん

左のイラストはタピオカドリンク?

外観もしっかりしたジュエリーショップ

マスクなしは入れません

コロナの時に貼ったまま?

鶴七商店街(振)おもろい笑店街」まで来るとほぼシャッター通りに。

わろてんか

笑えまへん

無農薬野菜の八百屋

メガネの谷

シャッターに描かれたイラストに味がある

鶴見橋「7番街」へ いらっしゃい

垂れ幕はおしゃれなデザインだけどこのシャッター通り

スタンディングバル モトナカ酒舗

成区は地元出身の柳本あきら(自民党)が強い

おやつの集い マスダ

かなり昔のものっぽい新垣結衣の明治アーモンドのポスター

こんなところに子ども英会話教室が!

西成で一番古いパン屋かもしれない太陽堂

まままだ続くシャッター商店街

三菱鉛筆 カドヤ紙文具店

台湾料理 海鮮館 民泊LINE

 

ピーターパンは喫茶店?

入口が透明ビニールシートのネパール食材&料理店🇳🇵

多分この店だったと思うけど、インドのお米パティスラライス5kgを売っていて、値段がないので聞いたら「4000円」だった。相場でもそれくらい?日本人だから高く言った?

竹とみ やきとり

定食の店 つるや

とんかつ定食 650円

オンボロアーケードも終わりに近づいてきた。

と思ったら、上を阪神高速が走る道路の先には津守商店街。

ここは鶴見橋商店街八番街。

上を阪神高速が走る道路から鶴見橋商店街を撮影。

津守商店街

アーケードと言えない屋根はあるがほぼ廃墟。

入口の看板には「レコード.テープと楽器の店 M .S .サン

メンズショップ岸本

こちらは営業していたMEN’S WEAR 岸本

角打ちの「とみづや支店」はやっていた。

王将餃子 チェーン店の餃子の王将とは無関係

この廃墟のような商店街にめっちゃ綺麗な建物!

Chosa Chisae Ballet Arts(帖佐チサエバレエアーツ)

大谷翔平のECCジュニアのポスターも!

さらに新なにわ筋を越えても津守商店街

津守商店街

とあるけど商店街なのか?

ラーメン大将

西成高校 学校は近くにある?

踏切が見えて、ここから先には商店街がなかった。

津守商店街は南海汐見橋線津守駅(無人駅)の手前の踏切まで続いていた。

鶴見橋商店街一番街の入口はほぼ南海本線萩ノ茶屋駅で東西に1.2キロ。日本一長い商店街の天神橋筋商店街には負けるが長さだけなら駒川商店街を超える。同じ西成のドヤ街よりもディープでカオスな大阪最後の秘境がここにあった。

また鶴見橋商店街のほうに戻りながら歩いてきて

アーケードがないほうの津守商店街の入口にある飲み屋の「きわ」

アーケードがある津守商店街

再び鶴見橋商店街

鶴見橋商店街と戻ってきて

鶴見橋商店街8番街

行きに気になった6個200円のたこ焼きを買う

チャリンコだらけ

行きには見なかった手袋が落ちていた。

6個200円のたこ焼き

家に帰ってから食べてみたら、なんとちゃんとタコが入っていた!

しかし、出汁を使ってないようで、小麦粉の味ばかりがした。この値段ならしょうがないね。

だって今やタコは高級食材!

地下鉄四つ橋線 花園町駅まで800m

普通に歩けば10分、走れば5分

お年寄りだと20分 鶴見橋商店街七番街は親切

行きも撮ったであろうバトナム食材屋🇻🇳

スーパー玉出鶴見橋店の中を見てみようとすると、

入口には「超特価」の文字とその意味を成すであろうハングルベトナム語デーヴァナーガリー(インド、ネパール)シンハラ文字(スリランカ)の字が並ぶ多国籍度。

でも英語はなし!

白鹿 鹿カップ 200ml  99円(税込108円)のカップ酒

を2本買う。

ネパール🇳🇵ネパール🇳🇵

ワゴンの中のみ3枚500円 古本の文藝春秋の表紙には「長寿と健康 いのちを大切に」

また「大阪青果」まで戻ってきたら客は10人くらい全員外国人。河野太郎の言う「新しい日本人」の日本を先取りするにはここに来るといいだろう。

バトナム食材屋(ここは珍しくベトナム国旗なし?)

最初に見たインド料理屋のポスターには参政党のポスター

そうそう戻ってくる途中のどこだったか、インド食材屋に入ったら若い客が3人いて、私が入ったあと若い客が2人が入ってきて客は合計6人、店員1人の私以外の6人全員がインドかネパールの南アジア人で日本人は私だけでした。

グラングリーン大阪が東京メディアが報じない「今のリアルな大阪」ならば、

大阪から池袋絵意知です! 「新・大大阪時代」の幕開け。グラングリーン大阪

鶴見橋商店街は、大阪メディアも知らない「今のリアルな大阪」なのです。

このディープでカオスな大阪最後の秘境を、おそらく人類史上もっとも詳しく、たくさんの写真とともに紹介するクレイジーなレポートを書かせていただきました!

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