大阪から池袋絵意知です! 「新・大大阪時代」の幕開け。グラングリーン大阪
WEB版の『週刊てりとりぃ』で連載中の「大阪から池袋絵意知です!」
2024年10月は、「新・大大阪時代」の幕開け。グラングリーン大阪
NHKの朝ドラ『おむすび』に出演中の元スマイレージ(アンジュルム)田村芽実が大活躍だ。
福田花音と田村芽実が卒業したことでハロプロの現場からは遠のき、今はゆるく見ている感じだが、現在の一推しOCHA NORA(オチャノーマ)がヨドバシ梅田で新曲『ちはやぶる/友達天体図』のリリースイベント(ミニライブ)をやるので8月28日に見に行った。
梅田に行く理由はもう1つあって、大阪新スポット「KI T T E大阪」と「バルチカ 03」を見ること。CDを購入し18時半からのイベント参加券をゲットしてヨドバシからグランフロント大阪方面に。
「うめきた中央」の道路標識があるところまで来るとそこから先は立入禁止でたくさんの人が工事をしていた。
左に行くとミャクミャクにも似た青銅色のオブジェや水庭に座るブライトグリーンの大きな熊。
その先には「うめきたSHI Pホール」と新しい施設がどんどん出来ていた。
グーグルマップよりもわかりやすい大きな地図を見るとKI T T E大阪が入る「JPタワー大阪」は、うめきたではなく西梅田のヒルトンプラザのほうが近かった。新スポットだからてっきりうめきただと思ってた。
この地図を見るとJR大阪環状線の隣駅「福島駅」が最寄り駅のザ・シンフォニーホールもここから数ブロックの徒歩圏内。世界有数の「フェスティバルホール」と日本有数の「ザ・シンフォニーホール」が同じ梅田広域地図内(フェスティバルホールは渡辺橋駅だけど梅田ダンジョンで続いている)。さらに2つの間には昨年フランシス・レイ追悼コンサートが開催された「サンケイホール ブリーゼ」もある。音楽に関して言うと大阪は梅田一極集中か?
工事中だった場所には9月6日に「グラングリーン大阪」のうめきた公園(天然芝をふんだんに使った甲子園球場2.5個分の公園)の半分のサウスパークが先行オープン。今後、ゲートタワー、パークタワー、サウスタワー、ノースタワーと次々続々とオープンし、現在東側のみ開業してる(安藤忠雄が設計の文化施設「VS.(ヴイエス)」がある)ノースパークがオープンしての全体のまちびらきは2027年春の予定だ。
まるで宇宙のように拡大を続ける大阪梅田。煽るような言い方をすると「東京新宿など眼中なし!」
今関西圏に住む人を対象にしてはあまりにも次々と施設を作りすぎている。外国人観光客や来年の大阪・関西万博を考えても…。裏で何か別の計画があるのだろか?
さて、KI T T E大阪は飲食店だけでなく、所有する日本郵便がそのネットワークを活かした日本全国各地のアンテナショップが集結。見てまわるだけで1日中楽しめそうだった。
9月24日、単書で25万部のベストセラー作家に「顔について話がしたい」と連絡をもらい、阪急の裏手の曾根崎にある「神戸にしむら珈琲店 梅田店」でお茶する機会に恵まれた。
14時からなので先に「グラングリーン大阪」へ。
オープンから2週間が経ち写真や映像では見ていたが、この目で見るこの現実は、これこそ「夢の未来都市」の姿だった。
世界有数の都市である大阪の一等地に贅沢な空間。寝転がって本を読む人、ピクニック女子会、水遊びをする子供の写真を撮る家族の姿…。
イギリスの出版社がアテネのパルテノン神殿、ローマのコロッセオと共に「世界を代表する20の建造物」と紹介したことがきっかけで、10年ほど前から世界のツーリストには有名なのに日本では知る人の少なかった「梅田スカイビル」。
それが「グラングリーン大阪」の誕生により、緑と調和して互いに美しさを引き立てあっていた。
大大阪のど真ん中で水遊びをする子供、それを写真に撮る親。
これぞ、夢の未来都市。うめきた公園。
雲の反射が美しい梅田スカイビル(今は工事中のビルも映っているが、ビルが完成するとお互いを映し合う)
東京タワーを殺した麻布台ヒルズ。梅田スカイビルをさらに美しくしたグラングリーン大阪。
この美しい曲線美。
美しい水面反射(リフレクション)
夜のグラングリーン大阪も美しい。
週刊てりとりぃ
今週は私の1本のみです。
◉大阪から池袋絵意知です! 「新・大大阪時代」の幕開け。グラングリーン大阪(池袋絵意知)