【顔面学講座⑤】美白と化粧と顔と人間について〜なぜ人は白を美しく感じるのか?
[楽活]での月1連載「池袋絵意知の顔面学講座」。
第5回(4月更新分)は、
【顔面学講座⑤】美白と化粧と顔と人間について〜なぜ人は白を美しく感じるのか? | [楽活]rakukatsu – 日々楽シイ生活ヲ
日本顔学会や化粧文化研究者ネットワークでも議論されてきた「美白化粧品問題」。
2020年12月、日本顔学会の第15回顔学オンラインサロン「白くなることは美しくなることなのか?」
今年3月、化粧文化研究者ネットワークの第59回研究会「『美白』は,『差別的』とみなされうるのか?」
に参加しました。
※どちらも講演者は小手川正二郎先生(國學院大學文学部哲学科准教授、新学術領域研究「顔身体学」)。
全体のテーマは米澤泉先生の【白肌志向は白人への憧れか?―「色の白きは七難隠す」日本人女性の美白意識をたどる】を参考にし、
顔学オンラインサロンでの斎藤忍さんの「白は1番明るい色だから美しく感じる」という話を聞いてすぐにRGBとCMYKの色の原理が浮かんで、
「世界遺産 高野山シンポジウム」での田中ひろみさんの話からのインスピレーションを得て、
趣味のひとつである神社仏閣巡りの高野山で実感することで「白」の美しさだけでなく「施された」美しさまで繋がって、化粧についても書こうと思い、自分の経験、感覚を加えて考察してみました。
・美白化粧品の販売中止問題とは?
・日本における「美白」の歴史は平安時代から
・今も続く日本人の白人崇拝・白人コンプレックス
・「美白」は「差別」になるのか?
・白はもっとも明るい色だから美しい
・光が多い色だから白を美しく感じる
・冬の高野山で見た真っ白な雪景色
・雪化粧された根本大塔
・ヒトは化粧することで人になった
・白い歯は美しさの象徴
といった構成です。
単に美白についてだけではなく「化粧」と「人間」についても述べているのでこのタイトルです。
一大巨編になっています。
ぜひ、ご覧ください❣️
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雪化粧された根本大塔
これが、雪化粧された高野山の根本大塔
今年1月14日に訪れた冬の高野山をブログにまとめたいのですが、なかなか時間ありません!
ポリコレ問題
記事内で書いている
一昨年、高島屋大阪店で開催された、日本の染織の魅力を彩り豊かなマスクで体感できる、日本各地で作られたマスクを販売する「全国ご当地マスク博覧会」
というのはこちら。
大阪から池袋絵意知です!「高島屋大阪店 全国ご当地マスク博覧会」
このマスク博覧会のはメインのテーマとはかけ離れますが、やはりテレビや映画や雑誌や広告の影響を受けている一例として入れました。
これ、日本だからできますけどアメリカだとポリコレが黙ってないですよね(笑)
アメリカのハリウッド映画やドラマなどで、「(実際の人口構成以上に)黒人やアジア人が画面の中に出てくる、あからさまなポリコレ色」はさすがにウンザリしますよね。
現実離れした構成でリアリティがなく、もろドラマの世界で。
「ポリコレ対応映画ドラマ」を見ている我々日本人やその他アメリカ以外の人は、アメリカという国は黒人やアジア人も多い」と刷り込まれます。実際には違うのに。
LGBTも映画やドラマによって実際以上に多くいる印象を与えているのは、教育上いかがなものかと思います。
スマホの絵文字も肌の色はいろいろ作っているけど👩🏻👩🏼👩🏿👦🏻
東洋人に合わせて目が細いの顔の絵文字も出せと!とか言い出したらキリがありません。
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全人類に読んでほしい記事です。
ぜひ、ご覧ください!