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2020-10-02

今年の日本顔学会大会(フォーラム顔学2020)は明日明後日オンラインにて開催!

日本顔学会の新しいニューズレター73号のブログを書こうと思っていたら、あっという間に第25回日本顔学会大会(フォーラム顔学2020)の前日に!
第25回日本顔学会大会は、 慶應義塾大学三田キャンパスでの開催を予定していましたが、【オンライン開催】となりました。
日本顔学会大会会員以外の方でも参加できますので、こちらからお申込ください。
日本顔学会 フォーラム顔学2020|JFACE 参加者の方へ
このページの「参加申込フォーム」をクリック!
参加費:無料です! ※コロナ禍を考慮した特別措置
個人的には初日の
口頭発表1 「顔の表現」
似顔絵を科学する―“多数決”による似顔絵の作成ー
○橋本 憲一郎 (似顔デザイン)、阿部 恒之 (東北大学)
口頭発表2 「顔の印象と魅力」
大口美人と小口美人の条件ー平均顔以外の美しさを探る―
○宋 涵、河地 庸介、阿部 恒之 (東北大学)
2日目の
パンダはかわいいのはなぜか―「縦長の目」におけるタレ目の研究―
○北岡 明佳 (立命館大学)
が楽しみです。

ニューズレター

日本顔学会の新しいニューズレター73号が届きました。
第55回“ 今、を感じさせるKAOの人物を紹介する”「now the face」は、フォーラム顔学2020で特別講演をいただく株式会社NHKアート 総合美術センター デジタルデザイン部 CG映像担当部長の林伸彦さん。

林さんは、NHKの人気番組『チコちゃんに叱られる!』のCGプロデューサー。

気になったポイントは、

チコちゃんの表情は、目の位置、まぶたの動き方など60余りの制御ポイントを操作してつくられる。組み合わせのパラメーターの蓄積や大きな制作ルールはあるが、表情データベースの類は作っていない。

チコちゃんへの愛情とヒトの表情に対する観察眼の蓄積が制作の源。

とくに注意を払うのが視線の送り方で、ゲストの動きや立ち位置を見ながら合わせている。

もっと詳しいお話は、「フォーラム顔学2020」1日目 10月3日(土)15:50〜

【特別講演】林伸彦 氏(株式会社NHKアート)

 『チコちゃんに叱られる!』の作り方 〜クルクル変わる表情の秘密〜

で!

日本顔学会の会員でなくても聴講できます。

 

日本顔学会若手交流会活動報告

第20回定期交流会

「これからも自分たちが面白いと思う顔学を発信していきたいと思います。」

楽しみですね!

第21回定期交流会

こちらはオンライン開催で私も参加していて、スクショの画像にも載っています。

でも、いつものハーベストの丘のバーチャル背景ではありません。

なんで?と思ったら、この時はZoomではなくGoogle Meetでの開催なのでした。

後ろにフクロウのぬいぐるみやパソコンのディスプレイクリーナーが写っています。

こちらについては改めてブログにまとめたいと思います。

顔学オンラインサロン報告 第1回〜第5回

コロナで集っての活動が難しくなりました。

また、それによってZoomをはじめとしたオンラインでのミーティングが普及しました。

そこで、日本顔学会でも毎月第1火曜日と第3火曜日の月に2に開催することになった「顔学オンラインサロン」

私は今のところすべて参加していますが、ブログにまとめるまでいたってないのでタイトルのみを。

第1回 2020年5月5日(火)

「和顔愛語(わげんあいご)」

日本顔学会会長 菅沼薫 氏

 

第2回 5月15日(火)

「美女と美男のコンテストの歴史」

日本顔学会元会長 原島博 氏

 

第3回6月2日(火)

「画像研究50年without/with 顔学(会)顔画像研究35年」

日本顔学会前会長 中京大学・YYCソリューション
輿水大和 氏

こちらはZoomのスクリーンショットがついていて、
ハーベストの丘のバーチャル背景の私も写っています。
RGBのほうが映えますが、紙にプリントしたCMYKでも華やかで幸せ感が出ています。

 

第4回6月16日(火)

「きれいの歴史と生活文化のこれから」

花王(株)スキンケア研究所、日本顔学会理事
今井健雄 氏

 

第5回7月7日(火)

「ストレス解消笑顔レッスン」

フェイスストレッチング協会、日本顔学会若手交流会副代表
牛山園子 氏

オンラインの良さも、同じ場所に集っての良さも両方感じているこのごろです。

化粧文化研究者ネットワーク活動報告

第53回「角層から得られる皮膚情報」

講師:平尾哲二先生(武庫川女子大学教授 薬学部 健康生命薬科学科 化粧品科学研究室)

2019年12月7日に、東京の資生堂汐留ビルでの開催で、私は参加していません。

肌の透明感において、角層タンパク質の変性が関与していることを解明。

→こうした研究をベースに有効にはたらくスキンケア化粧品の開発。

女性の美はこのように、研究者の努力の賜物によるものでもあるのですね。

ここで「女性」と限定してしまうことや、

「肌の透明感あるのがいい」「肌の透明感がないのは悪い」

美肌、美白、美しい白い肌なんて表現がいろいろめんどくさい世の中になってきましたが、そのうちどこかで書きたいと思います。

「オンライン研究会」報告 2020年7月4日

こちらは私も参加しました。

「マスク状況下でのメイク」、BLM、美白化粧品など本当にさまざまな話題での放談が展開されました。

米澤泉先生が結びで書かれている「化粧文化研究者ネットワークの歩みを止めないようにしたい」のとおり、新型コロナウイルス感染拡大のなかでも、できる活動をしていきたいです。

コロナが収束したら、今年3月に中止になってしまった京都のフリューさんでの研究会も開催したいです。

そして、

『ビジュアル 顔の大研究』2020年11月刊行予定!

原島 博(東京大学名誉教授) 監修
馬場 悠男(国立科学博物館名誉研究員) 監修
輿水 大和(中京大学名誉教授) 監修

で、丸善出版より発売されます。

それにさきがけ、原島博先生の特別寄稿コラムが公開中!

【コラム】マスクをつけた「匿顔」の時代に思う――アフターコロナにおける顔とは? – 丸善出版 理工・医学・人文社会科学の専門書出版社

原島 博(東京大学名誉教授、日本顔学会元会長)

顔を見せない匿顔の時代になった

ネットだけでなく現実の社会もマスクで顔を隠す時代に

化粧そしてファッションとしてのマスク

仮面としてのマスクは人や社会をどう変えるか

マスクはコミュニケーションをどう変えるか

改めて顔とは何かが問われている

といった旬な話題についてです!

こちらもぜひ!

 

 

 

 

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