toggle
2023-05-01

【顔面学講座⑮】 美人とは何か? ルッキズムが問題視される時代に改めて考えてみた。

楽活]での月1連載「池袋絵意知の顔面学講座」

第15回(2023年4月回)は、

【顔面学講座⑮】 美人とは何か? ルッキズムが問題視される時代に改めて考えてみた。 | [楽活]rakukatsu – 日々楽シイ生活ヲ

外見で人を判断することで生まれる偏見や差別、外見で人の価値をつける「ルッキズム(外見至上主義)」を見直そうという動きが世界的に広まっています。

ルッキズム批判の影響で、決して外見だけで選んでいるわけではない「ミスコン(ミス・コンテスト)」も縮小傾向の動きがあるそうです。

ということで、今回は、そもそも「美人とは何か?」について考えてみました。

 

美しいものを美しいと感じるのは人間の本能

日本における美人の歴史

「性格美人」「雰囲気美人」

「標準顔(平均顔)」と「憧れ顔」

経済学では美人といわれるから美人

経済至上主義が作り出した「毛のない男性が美しい」

という構成です。

現代は「痩せろ、痩せろ、痩せろ」のオンパレードですが、平安時代は「ふくよかな体型」が美人でした。

【顔面学講座⑮】 美人とは何か? ルッキズムが問題視される時代に改めて考えてみた。 | [楽活]rakukatsu – 日々楽シイ生活ヲ

ぜひ、ご覧ください!

21世紀の美人論『あなたは何顔美人?』

自分の顔が「標準顔(平均顔)」ではない、自分の顔が「憧れ顔」ではない、人と違う顔の特徴をコンプレックスに思ってしまって自信を持てない人のために私が書いたのが、2008年に上梓した『あなたは何顔美人? 本当の自分を知るフェイスリーディング』(WAVE出版)です。

美は1つではない。

「どんな形の顔も美人」という内容である意味“トンデモ本”なのですが、「美人とは自分の顔を愛する人」「美人とは自分らしさを追求する人」と定義。それが「いい顔」になる秘訣なので、「顔の真理が書かれた本」です。

「美人研究の第一人者」城戸崎雅崇先生

今回のキーワードでもある「経済学では美人といわれるから美人」という言葉を聞いた「美人研究の第一人者」城戸崎雅崇先生による講演はこちら。

「浮遊する美人~美人とは何か」化粧文化研究者ネットワーク 第41回研究会|「現代日本の3大美人は長澤まさみ、北川景子、綾瀬はるか(池袋絵意知選)

経済至上主義の美容業界

今回の記事内では書きませんでしたが、
美容整形クリニックによる目を二重まぶたにプロモーション(テレビCM、テレビの整形推奨番組、雑誌の美容整形広告)もあります。

女性のムダ毛脱毛(本来、無駄な毛ではないんですけどね。腋毛にしても)だけでなく、男性向けのメンズ脱毛も美容整形クリニックの新しい稼ぎ口としてマーケットを拡大中です。

男性にも体毛とヒゲに関しては「脱毛しろ!脱毛しろ!脱毛しろ!」で、頭髪については薄毛、禿げのネガティブキャンペーンをしてのカツラビジネス、増毛ビジネス、育毛ビジネス、発毛ビジネス。

テレビCMその他もろもろ洗脳によって。

新型コロナワクチンと同じあれですわ。(医療業界も美容医療業界も同じ)

美容産業は外見至上主義を助長している

まあ「ルッキズム」もビジネス、「ルッキズム批判」もビジネスといったところですね。

「若さは美」(特に女性は)というのはある意味絶対的なものなので(年寄りからすると「若さ」は「憧れ顔」ならぬ、「憧れ肌」「憧れ年齢」とも言える)、かつて若かった人たちが「ルッキズム批判」の中心にいるんじゃないかと思います。

人間も樹木も建造物も経年変化が美しいケースもあるのですが、社会全体(資本主義経済社会)が「若さは美」とプロモーションするので、それへの反発が「ルッキズム批判」を生むのかと。

あとは拗らせ系リベラリストがやってるのかな?

年齢や性別による区別までも差別とするような。

今回の記事の関連ブログ

近代を支配してきた神は1.経済(お金)、2.科学。もう1つは何?●改めて【HC塾 第5回「情報文明を人類史の枠組みのもとで1000年単位で俯瞰する」】を振り返る。

資本主義経済社会の現代は.経済(お金)が神であるからして、美容業界のみならず、政治も医療も教育機関(大学)も何から何まで経済至上主義になるのはある意味しょうがないんですが、倫理というか、人道的にもうちょっと考えてもらいたいものです。

金を儲けるためには何をやってもいいとみんな麻痺してしまっています。

アメリカ様に選ばれて喜ぶバカ日本人のためのニュース|「世界で最も美しい顔」石原さとみが6位に!桐谷美玲、島崎遥香もランクイン

ーーー
アメリカの映画評論家 TC Candler さんが運営するサイト。1990年よりスタートした「世界で最も美しい顔100人」は、読者から寄せられた提案を受けて、同サイトが作成するもので、あくまでも世論を反映するものではなく、主観的なものだとしている。
ーーー

っていう個人サイトの管理人が主観的に選んだものをさぞ権威があるものかのように大々的に報じる日本のテレビや日本の芸能サイト。

なぜか韓国人が上位を占めたり、日本人が上位にランクインしたり、それぞれの国のファンによる組織票の可能性もありますが、お金の臭いもプンプンしますね。

お金を払えば「世界で最も美しい顔100人」の入れてくれるんでしょう。

知らんけど!

 

【顔面学講座⑮】 美人とは何か? ルッキズムが問題視される時代に改めて考えてみた。 | [楽活]rakukatsu – 日々楽シイ生活ヲ

 

関連記事