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日本顔学会第10回公開シンポジウム

2001年3月6日(月)
先週の土曜日、日本顔学会の第10回公開シンポジウムに参加してきました。
都合により午後の部からの参加になってしまい、午前中の「21世紀の顔学の構築を目指して」が聞けなかったのが残念だが、興味深い話がいくつかあった。
その話を聞いたことにより、私が更に思いついたことも含め紹介したい。

1.やはり顔は変わるということの実証。
顔はいくつもの表情筋によって表情を作っている。筋肉というのは動かせば動かすほど鍛えられるので、表情を作れば作るほど表情筋が鍛えられ、だんだんその表情が日常の顔に近くなってくるということ。
2.長年連れ添った夫婦の顔がだんだん似てくることについて。
食べるものが同じだと、同じ咀嚼なのでだんだん似てくる。また摂取する栄養も同じである。
生活リズム、しぐさ、表情が同じだと顔が似てくる。

原島先生から「顔学の課題」の中で、“近代科学は顔を拒否してきた”というお話がありました。なぜなら観相学や骨相学と結びつきやすいから。観相学は実証性に乏しくステレオタイプであることが多い。この方向にいくと学者として危ない。また顔について語ることは差別と結びつきやすい。という理由が語られました。
昨年のシンポジウムでも原島先生にご挨拶をさせていただいた時に「観相の人は決めつけるでしょ。あれが好きじゃない。」とハッキリ言われました。
私の場合は学者ではないので実証性という観点からではなく、顔が他人に与える心理的影響についてアプローチしていきたいと考えています。
またそのことがステレオタイプにならないよう注意して活動をしていきます。

最後に熱傷フェニックスの会の手島正行さんの講演「顔の傷や傷害に悩む人への支援活動〜熱傷フェニックスの会の活動を通して学んだこと〜」の中で語られた「クエイルの自尊心を取り戻す5つのポイント」を紹介したいと思います。これは顔に傷や傷害がある人だけでなく、自分の顔や自分に対してコンプレックスを持っている人にとっても参考になる言葉だと思います
5 STEPS
Smile(微笑み)
Tone of Voice(声の高さ)
Eye Contact(視線)
Posture(姿勢)
Self Talk(自分へ語りかける)


バックナンバー
「今週の顔」2000年の総括
フェイシャルセラピストかづきれいこさんの講演他

日本顔学会第9回公開シンポジウム他

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