【顔面学講座㊷】浮世絵の顔 写楽や歌麿は江戸時代の人をどう描いたか?
[楽活]での月1連載「池袋絵意知の顔面学講座」。

第42回(2025年7月回)は、
【顔面学講座㊷】浮世絵の顔 写楽や歌麿は江戸時代の人をどう描いたか? | [楽活]rakukatsu – 日々楽シイ生活ヲ
江戸時代に発達した浮世絵は、絵師が下絵を描き、彫師が版木を彫り、摺師が色をつけるという専門の職人による分業によって制作されました。当時の庶民の生活や風俗、風景、美人、役者などを描き、その鮮やかな色彩と構図は、後の1867年パリ万博、1873年ウイーン万国博覧会への出陳等によりヨーロッパの人びとを驚かせました。今では、日本を代表するアートとして世界的に評価されています。

『三世坂東彦三郎の鷺坂左内』東洲斎写楽(絵師)、蔦屋重三郎(版元) 寛政6年(1794)
この作品は今回の記事では取り上げていません。
風景画で有名なのが葛飾北斎、美人画で有名なのが喜多川歌麿、役者絵で有名なのが東洲斎写楽などです。
2001年に『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)の「シロウト目利き選手権」のコーナーにミス日本グランプリらと共に出場し、浮世絵美人画の鑑定に挑んだこともある私。

最近はご無沙汰していますが、美人画研究会(日本顔学会公認サークル) の研究会にもよく参加していました。
浮世絵の黄金時代ゴールデンエイジ ―蔦屋重三郎と写楽・歌麿―
大阪府和泉市にある久保惣記念美術館では、大阪・関西万博が開催される今年「’25 UKIYOE EXPO in IZUMI」と題し、浮世絵版画を核とした5つの展覧会を開催中。その第1弾、特別陳列「浮世絵の黄金時代ゴールデンエイジ ―蔦屋重三郎と写楽・歌麿―」を見てきましたので、それを元にそれぞれの描かれ方を見ていきます。

女形(歌舞伎役者)の顔
金貸し(借金取り)の顔
遊女の顔
窮地の顔

『初代市川男女蔵の奴一平』 東洲斎写(絵師)、蔦屋重三郎(版元) 寛政6年(1794)
怪力武将の顔
スケベ(色狂い)の顔?

『七世片岡仁左右衛門の高師直』 勝川春秀(絵師)、岩戸屋喜三郎(版元) 寛政2年(1790)〜文化元年(1804)
※解説にあったものとは違って、「スケベそうな上目遣いと歪んだいやらしい口元から女好きの、色狂いのような顔」に見えました(あくまでも私の個人的な印象で)
久保惣記念美術館

久保惣記念美術館入口
久保惣記念美術館は、日本の書画だけでなく、中国の書画、陶磁器、西洋美術など多数の作品を収蔵しています。

新館と本館と音楽ホールに市民ギャラリー、市民創作教室、研究棟、茶室に庭園まである敷地は面積約5000坪の久保惣記念美術館
久保惣記念美術館の「’25 UKIYOE EXPO in IZUMI」は来年の3月まで続き、8月17日まで常設展「ようこそオーサカ、ようこそニッポン ―なにわ名所と物産図会―」を開催。
- 9月7日(日)〜11月3日(月・祝)は、特別展「Over The Waves 一南蛮·万博・ジャポニスムー」
- 11月30日(日)〜令和8年1月25日(日)は、常設展「上方ブロマイドー役者絵と美人画一」
- 令和8年2月8日(日)~3月22日(日)は、常設展「江戸のポップ・カルチャー『浮世絵』一江戸から現代へー」
と続きます。

ぜひ、一度足を運んでみてください。
住所
〒594-1156
大阪府和泉市内田町三丁目6番12号
TEL 0725-54-0001
アクセス
南海泉北線「和泉中央駅」下⾞、南海バス①「美術館前」⾏乗り場より乗⾞、バス停「美術館前」下⾞すぐ
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)
年末年始・陳列替期間
入館料
一般 高・大生 中学生以下
常設展 500円 300円 無料
特別陳列 600円 400円 無料

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ぜひ、ご覧ください!
この展覧会【浮世絵の黄金時代ゴールデンエイジ ―蔦屋重三郎と写楽・歌麿―】を知ったのが、5月4日のみどりの日
こちらで書いている、
柴犬が見放題、撮り放題!柴犬の推し活で和泉市池上曽根史跡公園に「日本犬保存会」
池上曽根史跡公園のインフォメーションセンター「池上曽根弥生情報館」に貼られていたポスターでした。











