2001年12月17日(月)
第20回 日本顔学会イブニングセミナーの『健康的にやせるには…』〜よく噛むこと、そして笑顔が大切〜に参加してきました。
講師は日本リラクササイズ協会代表の高戸ベラ先生。
先生には10月に行われた「フォーラム顔学2001」の時に初めてご挨拶をさせていただいたんですが、とても美しく、姿勢も良く、とにかくカッコイイ女性です。
先生の著書『「いい顔」のつくり方』は読んでいたものの、講演を聴くのは今回が初めてだったので楽しみにしていました。
※赤字が私の言葉です。
『リラクササイズ』とはリラックスとエクササイズを合わせた造語だそうだが、先生は本題に入る前に、日本顔学会理事の原島先生との出会いの話で笑わせ、聴講者をリラックスさせてから講演を始めるなど、自然と『リラクササイズ』の話を聞くのにいい状態にさせるあたりはさすがでした。
講演で話された「意識して噛むことを習慣にすること。」「水を飲む時でも、のどの筋肉を使うようにゆっくり咀嚼するように飲むこと」などは、既に本を読んで知っていましたが、リラックスした状態で聞くと意識しようとする力が増しました。
講演の中で特に興味深かったのは、リラックスするために手や足を動かすというのはよく聞くが、リラクササイズでは首から上(つまり顔)、そして呼吸の要となる「喉」への働きかけを重視している点だった。
『リラクササイズ』についての詳しい説明は先生の著書を読んでいただくことにして、先生の言葉で印象に残ったのは、「寝るときは寝る。食べる時は食べる。働く時は働く」というメリハリが大事ということ。
そして、「イライラしている時は食べない。そういう状態で食事しても消化に悪いから、食べる時は楽しく食べる。」「太る太ると思って食べると太るから、健康になる、キレイになると思いながら食べる。」「自分の筋肉、細胞に語りかける。自分がどういう風になりたいかを妥協しないこと。」
といった言葉だが、これらはウエイトトレーニングをする際に意識することと同じであった。
先生がおっしゃるように、「脳と身体は一体である」ということである。
意識して顔の筋肉を動かすことをやっていると太らない。“たるみ”や“二重あご”を解消できる。
その「普段から顔の筋肉を動かす方法」の一つが「噛むこと」で、もう一つが水を口に含んで動かす「うがいワーク」。
本で見たり聞いたりして知ってはいても意識しないとなかなか出来ないことである。
知っていても実践しないと知っている意味をなさない。
知行一致こそが「なりたい自分になる」道である。
先生のように常に笑顔で(これも顔の筋肉を動かしている)実践していきたいと思う。
それから先生は鼻呼吸の大切さについて強調されていたが、これは最近私が「小鼻の張りをつけるには?」という質問に対し、「スポーツをして鼻から呼吸するように」と回答しているのと同じであった。私は他にも「山や自然の多い場所で新鮮な空気を鼻から思いっきり吸い込むといい」とも主張していますが、先生は山登りがお好きなだけあってすごく張ったいい小鼻をされていました。
呼吸をして新鮮な空気を得ることは、生命力のアップにつながります。空気を吸うことは生きること。
鼻息が荒いと言われるくらいのバイタリティーを持って生きていきましょう!!