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2021-01-29

吉村智樹さん主催「関西ライターズリビングルーム」ゲスト:石原壮一郎さん

1月27日(水)は吉村智樹さん主催の「関西ライターズリビングルームオンライン!」第七夜に初参加しました。

もともと大阪の北浜にあるサロン喫茶「フレイムハウス」にて開催していて、その時から一度参加してみたいと思っていたのですが、コロナ禍によりここ1年くらいはオンライン開催に。

そして、今回のゲスト講師が大人力コラムニストで伊勢うどん大使の石原壮一郎さんということでついに初参加!

コラムってどうやって書くんですか?

読者の心をとらえるコラムの書き方

数々の取材記事を書かれている吉村さんのインタビュー力を生で聞くことができました。

一流の聞き手と一流の話し手による贅沢なトークでした。

吉村さんと言えば私の世代では『宝島』(宝島社)での『VOW(バウ)』での看板写真なのですが、関西に来てから多くのインタビュー記事を拝見していつもヒアリング力に感動していました。

石原さんのコラムを書く上での話は、「正面から入っていかない」「どうやって意外な入口から入っていけるか?」「タイトルは謎めかす」「3行に1回、面白い山を作る」などなど大変勉強になりました!

ネットのコラムだと100文字弱で1段落なので、段落ごとにといった感じですね。

顔面力検定

『大人養成講座』から『大人力検定』までけっこう間があることが意外で、『大人力検定』によって「検定モノ」という新ジャンルができた話を聞き、「これだ!」「自分も『顔面力検定』をやろう!」と!

ただ、その後の質疑応答で「検定モノ」は最近ニーズがなくなってきたという話をされていました。

本来、正解がないものに対して納得性のある理由をつけて解説しているのが面白いのに、受験戦争世代、テスト世代で育った人達はそれに面白さを見いだせないというか頭が固いというか。

顔の話をしていても「目と目の間が広いというのは何cm何mmから?」とか、いろんな角度から顔の研究をしてきた私の主観によるものに対しても「エビデンスは?」と言ってきたりで、自分で答えを出せなくて誰かに答えを教えてほしいのはわかるけど、そもそもの「誰かが出した答えを自分の頭で考える」ことをしない。

テストテストテストテストの日本の学校教育の弊害だと思います。

「ためになりそうに見えて、ためにならない着地点で楽しませる」という話もよかったです。

もっと気楽にいけばいいのに「読んで得をするかどうか」ばかりを目的にする人が多く、結果、タイトルで釣っただけの記事に釣られてガッカリしてを繰り返す人が多いように思います。

その他、詳細は書きませんが、参加者からの質問に「聞かないです。聞かなければいい」と答えていたのはさすが、石原壮一郎さんだと思いました。

これも「大人力」で、これが「大人力」!

さすが、「大人力十段」の石原さん!

聞くだけが大人力ではないんですよね、本当に。

このへんも選択方式で正解ばかり求めている人達には一生わからないのでは?とさえ思ってしまいました(念のため今回の参加者のことではありません)。

質問に対して「流しそうめん屋が10軒」とか、たとえ話が本当に上手で、これは石原さんご自身の頭が柔らかいのと、やっぱり場数の多さもあるのかと。

すべては愛

ライターという職業でもっと稼ぎたい、ライターの仕事をもっとしたい、ライターになりたい、そんな人達が集るサークルということで、お金にまつわる質問も。

やっぱり「愛」が全てだと思います。
地元のローカルネタを書くにも「愛」がないと。
石原さんの「地元愛」があるから伊勢うどんがこれだけ普及し、仕事にも繋がったのだと思います。

石原さんの伊勢うどんのお話は、ここ数年言われている「多様性」を理解する上で、わかりやすいいい話です(お互いの違いとお互いの良さを認め合う)。

また「伊勢うどんのように柔らかく」は近年のギスギスしたSNS社会を生きる上で心がけたいもの。

石原さんの政治や社会のコラム内でも「伊勢うどんのネタ」を入れてくるのは歌舞伎のような伝統芸能、プロレスで言えばジャイアント馬場の十六文キックのようで「石原壮一郎の芸」「石原壮一郎の決め技」として確立していて本当に凄いなぁと。

今日はトークでしたが、コラム同様に3行ごとに笑いを入れていて大変楽しませていただきました♪

ありがとうございました😊

ご縁に感謝!

畑中葉子さんを囲む会@トミーズ雅さんのお店・きっちん喜多村で吉村智樹さんと。

池袋絵意知と池袋東京芸術劇場に“似顔絵博覧会”を見に行く会での田中ひろみさん、デハラユキノリさん、中洲俊信さん、石原壮一郎さん

第13回泉麻人さんカラオケ大会で辛酸なめ子さん、石原壮一郎さんと。

サンデー毎日→サイゾー→大塚阿波踊り→サイゾー→サンデー毎日

このとき石原さんが着ているTシャツがいい!

石原さんとはほとんどお酒の席で会っているので、今回のような先生役として真面目な話のなかで笑いを入れる石原さんは他の参加者のみなさんとは逆に新鮮でした。

そういえば、石原壮一郎さんとは池袋周辺の出版関係者の会として、石原さん、私、女性ライター、女性編集者、女性編集者(3人ともリアルに美女!)とで立教通りにある佐渡島の味が楽しめる店「酒食処 いち」で忘年会を開いたことを思い出しました。

内容は忘れましたが、私が女性陣の1人に対して見事なまでのナチュラル上から目線発言をしてしまい(まあ酔っぱらってますから)、石原さんが間髪入れず私にツッコミを入れてくれて笑いに変えてくれたのでした(酔っていても大人力を発揮する石原さんは骨の髄まで大人力が染み込んでいます)。

『好かれる顔、嫌われる顔はここが違う 人付き合いで成功する男のための顔づくり』村澤博人

東京FM『シンクロノシティ』出演@渋谷スペイン坂スタジオ→右田昌万さん(映画監督・脚本家)から私がゲスト回と石原さんがゲスト回

2010年のiPhone画面が懐かしい!

日本国内に他にスマホはなくiPhoneもソフトバンクだけの時代です!

美女まみれの【池袋の本とカレーの会@学芸大学(仮)】で石原壮一郎さんと。

   

私が鑑定ルームとして借りていた「古本GALLERY673 ひらいし」3FのVIPルームにて。

#関西ライターズリビングルーム

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