大阪から池袋絵意知です!「シマノ自転車博物館」私の謎の高校時代とともに
WEB版の『週刊てりとりぃ』で連載中の「大阪から池袋絵意知です!」
2022年11月は、「シマノ自転車博物館」
私の原稿が遅れてしまい、さらにそのメールが不着になっていた関係で12月16日(金)号での掲載となりました。
知られざる高校時代を今明かす
私が世界のSHIMANOを知ったのは高校生のとき。
夏休みに友人にブリヂストンのロードタイプの自転車を借りて、東京都昭島市から静岡県の最南端・御前崎まで自転車で行った。
というのがこちら。
目ぇ細っそ! 体も細っそ!
顔も体もこんなに変わるんですな!人間は!髪の毛だけじゃなく😁
小指を骨折してギプスをした状態でのチャレンジでだった。
と書いている通り、ギプスをしています。
ちなみに骨折した原因は空手の修行で(手刀で瓶切りをやろうとしてだったと思います)。
キャップはチェッカーズのフミヤ風でアウトドアというかミリタリーファッションのミックスですね。
焼けた肌とネックレスとダイバーウォッチの時計はサーファーで!
独特すぎる!
謎のファッション!
この頃は基本的には「丘サーファー」のファッションでしたけど、流行りのまんまは面白くないので、このように独自のファッションをしていました。
まあ、この時は御殿場の山を越えて静岡に入って御前崎までというイベントだったので、サバイバル的な感じのファッションにしたんだと思います。
この写真は私に自転車を貸してくれた友人が撮ってくれたものでしょう。
ファッションがとにかく好きで、時代的には流行りは横浜銀蝿とかのツッパリ系からサーファー系に変わっていく頃で、この後にDCブランドブームが来る感じです。
将来、文化服装学院に行ってファッションデザイナーになろうかとも思っていたくらいファッションが好きでした。
『POPEYE』や『ホットドックプレス』も見るけど、それ以上にファッション専門誌の『MEN’S CLUB(メンクラ)』、『チェックメイト』をよく見ていて、チェックメイト派だったので買うのは『チェックメイト』が多かったです。
モデルの竹内哲さんが好きで、彼は『メンズクラブ』と『チェックメイト』の両方に出てたけど、『チェックメイト』の竹内哲さんがなんか好きで。
まだ『メンズノンノ』が出る前で、竹内哲さんはしょうゆ顔モデルのさきがけ。
同じ時期に濃い系の顔のソース顔モデルに木村東吉さんがいて、木村東吉さんさんも『メンズクラブ』と『チェックメイト』の両方に出てたけど、木村さんは『メンズクラブ』の印象が強い感じでした。
改めて見ると目つきが亀田大毅や話題の不登校少年YouTuberゆたぼんみたいですね。
眉毛は描いています。上でも書いてるようにモデルの竹内哲さんに憧れていたので。
御前崎の海をバックに。
夜明けの御前崎。
※写真の色が抜けてこんな感じですが、実際はもっと暗闇から光が出てくるような写真でした。
唇が厚い顔と髪質的に(あと日焼けして黒い)ラッツ&スターの鈴木雅之さん風ですが、サングラスは当時、吉川晃司さんがつけていたタイプです。
これは秋川渓谷に泳ぎに行った時の写真ですね。
この時に友達のブリヂストンのロードタイプの自転車に乗ったのがきっかけで、御前崎までチャレンジを思いついたのだと思います。
夏は、別のサーファーの友人と電車で湘南の海に行くこともあったけど、秋川渓谷のほうが近いしきれいでした(でも、湘南は何度も行ったけど、秋川渓谷はこの1回)。
この自転車を貸してくれたのは、柔道部で親が空手の先生の格闘技系の友人。
上記の写真を探している時に、10歳の小学校4年生の時の写真が出てたのでこちらも特別公開!
堺東駅
私が「シマノ自転車博物館」に訪問したのは11月9日(水)。
このブログでは、時系列で補足します。
南海電鉄「堺東駅」を降りて、
堺銀座商店街
堺銀座商店街に入って少しいったところを左折しまた左折するとある、立ち飲み屋などを中心とした飲み屋街の「堺東商店街」
ここにあるのが、カツ丼で有名な「まるはのかつ丼」
しかし、定休日でやってませんでした。
定休日:日、祝祭日、水曜日。
但し祝祭日のある週は水曜日営業。
シマノ自転車博物館
シマノ自転車博物館外観
仁徳天皇陵の隣の大仙公園内にあった「自転車博物館サイクルセンター」を移転し、今年3月、堺市堺区南向陽町(堺東駅徒歩5分)にリニューアルオープンばかりなのでめっちゃきれいです。
ちょうどファミリーが入館
ミュージアムプラザ
1階はミュージアムプラザ
1860年代フランス製の「ミショー型 木製」など個性豊かな自転車
チケットのQ Rコードをかざして入る
ヒストリーシアター
自転車の歴史を辿る「自転車の誕生とあゆみ」が約10分間上映。
自分の力で思うがままにに進み、
行きたい場所へ好きなペースで行ける。
限りなく自由な乗り物 自転車
自転車が生まれたから自動車も飛行機も生まれた。
ホワイトキューブ
2階はホワイトキューブ
「自転車のはじまり」では自転車の黎明期と発展期を彩る自転車を展示。
ドライジーネの実物
前後二つの車輪がある乗り物のサドルに跨って、足で直接地面を蹴って走る。
タイヤも木製です。
ミショー型で大きな前輪にペダルがついた。
自転車の科学
雪国で働くスウェーデンの郵便自転車
木材を運ぶ運搬用サイドカー付き自転車
ハーレー・ダビッドソン社のライセンスを受けて作られた子ども用のオートバイレプリカ自転車
これは、私が御前崎まで行った時に乗った自転車に似ている(水色だけ?)
最新ロードバイクは約三千二百個の精密部品で構成された高度なテクノロジーの結集。
自転車の部品はアート、まるで雪の結晶のよう。
空気抵抗を極限まで減らしたエアロダイナミックスデザインの自転車。
1973年、ツール・ド・フランスで、日本のレーシングパーツが世界の舞台でで活躍した時のシマノ・フランドリア・チームバイクがあった。
団地生活に欠かせない足と初期の堺製ミニサイクル(昭和45年)
「そうそうこれがママチャリの元祖だ」と。
自転車歴史回廊
4階は自転車歴史回廊。
昭和34年の「皇太子殿下御成婚献上車」※現在の上皇陛下ですね。
皇室の菊花紋(十六葉八重表菊)が施されています。
悪天候でも乗れる全体をプラスチィックで覆った自転車(2003年 富山製)
ストリートオブバイシクルコンポーネンツでは貴重な自転車部品の歴史展示がされていて、機能を追求して作られた物は形も美しいと思った。
マルチメディアライブラリー
最初に目についたのが、シマノを世界的な自転車部品メーカーに育てたシマノ4代目社長、島野喜三の著書『私の履歴書 堺から世界へ』(日経事業出版センター)
「はいからさんが通る」などの漫画まで置いてあった。
第31回 夏休みこども絵画コンクールの「人と自転車」の絵がたくさん展示されていた。
気に入ったのはこの2作品。(全部じっくり見る時間がなかったけど、パッと目についたので)
そして、こちらが皇太子殿(現在の上皇陛下)にがまだ子供の頃、昭和11年8月に堺市から奉献された補助輪付きの自転車。
帰りに見ると夕陽が差し込んでいて、紅葉もあってきれいでした。
直線を組み合わせた角度の妙ですな。
シマノ自転車博物館
(堺市堺区南向陽町2-2-1)
ドーンと見えるのが堺東駅のターミナルデパート「堺タカシマヤ」
大阪から池袋絵意知です!「百貨店の歴史と高島屋について考えてみた」
百貨店で最後まで生き残るのは高島屋さんだと思います!
堺市役所側からの南海高野線「堺東駅」
オレンジと黄色のマークとNANKAIの文字が。
歩道の先に見えるのがジョルノ[GIORNO]
これも直線を組み合わせた構図の妙。
南海堺東駅
週刊てりとりぃ
今週は以下の2本です。
◉のすたるじあ東京 #6(一志順夫=プロデューサー)
◉大阪から池袋絵意知です!「シマノ自転車博物館」(池袋絵意知)