サン・ジョルディの日(世界 本の日)イブイブに新大阪駅で目崎敬三さん ミャクミャクの顔相と『ケロリン百年物語』(文藝春秋)
エッホエッホエッホエッホ、アンパンマンはつぶあんって伝えなきゃ!
エッホエッホエッホエッホ、人間以外は猫舌って伝えなきゃ!
エッホエッホエッホエッホ、4月23日はサン・ジョルディの日(世界 本の日)って伝えなきゃ!
エッホ、みんなに伝えなきゃ!
明日、4月23日は(世界 本の日)です!
4月23日のサン・ジョルディの日(世界 本の日)には、 日ごろお世話になっている大切な人に本を贈りましょう!!
サン・ジョルディの日(世界 本の日)についてはいろいろ書いているのでこちらを。
大阪から池袋絵意知です!蕎麦は東京がうまい、うどんは大阪がうまい
で書いているように、
1990年から今年2025年まで35年間、こうして愚直にサン・ジョルディの日(世界 本の日)のPRをしています。
昨年までは、スマホ対応になってなかった日本書店商業組合連合会のホームページもようやくリニューアルしました。
今年のサン・ジョルディの日ブログは、
自分用に買った『食べる日本語』早川文代 著(毎日新聞社)
と、化粧文化研究者ネットワークでお世話になっている山本芳美先生の新刊、
『刺青絵師 毛利清二-刺青部屋から覗いた日本映画秘史-』山本芳美、原田麻衣 著(青土社)
をブログで紹介するつもりでいたところ、
目崎さんから、4月20日に兵庫県加古川市で開催されるカコフェスに行き、
翌日の4月21日は、大阪・関西万博に行くとのことで、東京に戻る直前の新大阪駅で久しぶりに飲むことになりました。
私が東京にいた頃は、毎月のように飲んでいたこともあるくらいなのに、
私が大阪に移転してからは何かのイベントの時で、ざっと記憶しているのは、
2012年に畑中葉子さんと飲んだ時(あ、畑中さんはノンアルか)
2013年、渡辺和博先生のお墓参り
2018年の【「月刊てりとりぃ」同人によるポップス講座 シリーズ「エキスポ・ジェネレーション」#3 泉 麻人、鈴木啓之「バスと歌謡曲について語ろう」】の打ち上げ
この時は人数も多かったし、席も端と端で離れていて目崎さんと飲んだ感じじゃない(ブログにも名前が出てこない)
この時も1人1人とじっくり話す感じではなく。
そして、目崎さんは、今年3月末で文藝春秋を定年退職。
その定年退職パーティも私は都合で伺えず…
ここで詳しく書かれています!
【博士日記】25年3月27日(木曜)『文藝春秋』編集者・目崎敬三さんの還暦定年退職サヨナラパーティ。新コンビ漫才師『14才』プレ・デビュー。編集者という名の人間スクランブル交差点。|水道橋博士
(出版関係者とサブカル界隈の人は必見↑)
目崎さんの業界に与えた功績とご人徳がわかる錚々たる顔ぶれ。
私にとっても懐かしい顔がいろいろありました。
昔と顔が大きく変わった人、あまり変わらない人。顔の変化の仕方も人によってさまざま。
ということで、超久しぶりに目崎さんとお会いして、じっくりお話ができるので楽しみにしていました!
サン・ジョルディの日(世界 本の日)の2日前の4月21日。
大阪・関西万博とミャクミャクカラーだらけの新大阪駅
目崎さんとは18時に待ち合わせ。
『新大阪で6時』
※『渋谷で5時』(鈴木雅之)風に。
私は目崎さんにもサン・ジョルディの日のPRに協力してもらうミッションがあり、先に新大阪駅の書店で本を買わなければならないので17時過ぎには新大阪駅へ。
地下鉄御堂筋線の改札を出る時にこの看板。
新なにわ大食堂
改札を出て目の前にいろいろな飲み屋が出来てました。
「魚屋スタンドふじ」は大阪で有名だったはず。
新幹線のりば(中央口)
新幹線きっぷうりば
EXPO2025の看板の前にはサングラスをかけてセブにレブンのTシャツを着た小学生くらいの男の子。
新大阪も外国人が多かった!
551蓬莱の前には行列
小さな子供も含めて家族全員で日本旅行の外国人
ここまでで何か気づきましたか?
日本人は2025年になってもまだマスクの人が多い!
1分で見抜かれるのを拒否する界隈が多すぎる!
ミャクミャク
2年前に著書の営業で書店さん巡りで来た時は、改札の外にある「ブックススタジオアルデ新大阪店」さんは御堂筋線に近い側だったのにいつのまにか通りすぎてしまっていたので戻る。
ミャクミャク
ビリケンさんと巨大食品サンプル
串かつだるま
さっきとは別の551蓬莱にも行列
ミャクミャク
私は地下から上がってきて1階を歩いていたつもりが、新幹線のりば(中央口)のフロアは3階で、アルデ新大阪は1つ下の2階でした。
ブックススタジオアルデ新大阪店
こちらの書店さんでは、残念ながら春の読者還元祭「図書カードプレゼントキャンペーン」のポスターはなく、あるのは「dポイントの新生活応援!書籍購入キャンペーン」と「学研 春の本まつり 2025」だけでした。
それもそのはず、書店の数自体がどんどん少なくなっていることもあり、大阪府のキャンペーン開催書店はたったの9店舗だけ。
もし、お近くにキャンペーン開催書店がありましたら、ぜひ、その書店で本を購入してください!
待ち合わせ時間まで10分を切ったこともあり、
店に入ってすぐ左に平積みしてあった第一候補のこちらの書籍とレジ横にあった「ちいかわ スナップマイド2」を購入。
※上記「定年退職パーティ」でも、何故かちいかわのトレーナーを着てちいかわの被り物をしているように、ちいかわにハマっている目崎さん。
私が15年ほど前から易経をやっているのと、こんな時こそ、目崎さんが普段読まなさそうな本をということで、『人生の迷いが消える 易経: 「陽転易学」――運命を拓く「最高の羅針盤」 (知的生きかた文庫 お 84-1) 』小田全宏 著(三笠書房)をセレクト。
ミャクミャクの顔相鑑定
再び、3階に行って目崎さんと待ち合わせ、2つ下がってJR新大阪駅1階に昔からある浪速のうまいもん横丁「味の小路」へ。
歩いている途中に「あとでミャクミャクの顔相鑑定やってくださいよ」と。
さすが、面白がり屋の目崎さん!
私が大阪ラストに選ばれた理由はこれか?(笑)
昼は大阪万博で神戸ビーフのすき焼き風をトッピングした「究極のえきそば」(3850円)を食べてきた目崎さん。
※「えきそば」とは和風だしに中華麺の「まねき食品」(兵庫県姫路市)の商品で、私もカップ麺を見かけた時は買って食べてます。
「そば以外で」なんて話しながら、奥まで歩くと「げん(蕎麦居酒屋)」「そじ坊(信州そば処)」と蕎麦メインの店が2店並んでいて笑いました。
で、その先の角にある昔ながらの居酒屋、磯八(日本料理)へ。
新しい名刺には「編集・ライター」の文字と日本顔学会の「大顔展」でおなじみのイラストレーター・ラジカル鈴木さんによる目崎さんの似顔絵イラストが!
出版関係の仕事で極々近い将来に発表されることと、数年先に考えているプランも聞けました。
そんな話の前に、ビールで乾杯してすぐに目崎さんがミャクミャクドーナツを取り出して、いきなりミャクミャクの顔相鑑定を!
アントニオ猪木が「相手がホウキでもプロレスが出来る」と言われたように、 「相手がホウキでも顔面評論が出来る、ホウキの顔相鑑定が出来る」池袋絵意知でやってきて、過去にはムッシュ熊雄やデコピンの顔相鑑定をやってきた私ですが、まさかミャクミャクの顔相をやる日が来るとは!
まず、口角が上がった笑顔の表情、幸福・喜びがわかりやすい開運相。
左右の目の高さが違っていて左右非対称で違和感を感じる。
平面だと「キモい」印象のミャクミャクですが、立体の着ぐるみにするとゆるキャラみたでかわいくなると思った(見慣れたのもある)と書いたように
何度も目にすることで単純接触効果で好印象を抱き、二次元から立体になることで可愛く見えるようになるのは「顔」的に大変興味深いものでした。
で、本来は目玉が5つあるけれど、人間が「顔」を見る習性から口の上にある2つのみ「目」と認識し、その他の目玉は模様に。
視線がミャクミャク本人からして左上を見ているのは、NLPの視線解析的には「過去の経験を思い出している」表情なのですが、何か楽しいことを企んでワクワクしているように見える。
仮に視線の動きが右上を見ている顔にすると「新しいイメージを創造しようとしている」表情になるのですが、人間が嘘をつく時にもこの表情をするので、ミャクミャクの目の向きは今のままが正解です。
サン・ジョルディの日(世界 本の日)は、大切な人に本を贈り合う日に
顔相鑑定が終わって、今度は私のミッションで、サン・ジョルディの日PRブログ用に写真を撮らせてもらう。
目崎さん、この日もちいかわのキャップ。Tシャツはガンバ大阪ので、よく見るとなんと太陽の塔がグレーで描かれた1970大阪万博デザイン!
1970年の大阪万博にも行っていてその思い出が強く、同じ大阪市吹田市の万博記念公園内のパナソニックスタジアムがホームのガンバ大阪を応援するようになったと!
なんて話をしていると本のお返しが!
目崎さんの文春卒業作品となった『ケロリン百年物語』監修:笹山敬輔(文藝春秋)
ケロリン百年物語
「トップインタビュー 萩本欽一」「特別対談 堺 正章×笹山敬輔」をはじめ、町田忍、壇蜜、生田誠、竹島靖、輪島裕介、泉麻人、久住昌之、ラジカル鈴木、石黒謙吾、メソポ田宮文明、石原壮一郎、佐藤利明、平井敦士といった各界の著名人・文化人が、ケロリンを音楽・映画・銭湯など文化史の視点から分析したインタビューやコラムが!
目崎さんが文藝春秋の社員時代の最後に編集した本です。
おすすめメニューにホタルイカの辛子味噌和えがあったけど、ホタルイカの沖漬けが食べたいと思って聞いたらありました。
大阪と言えば、串カツ。盛り付け方のビジュ良いインスタ映え。
大阪と言えばどて焼き
今が旬の、筍木の芽和えが美味しかった。
トイレどこ?と思ったら、すぐ後ろでロスタイムなくすぐに飲みを再開できる良席
桜エビのかき揚げも美味しかった
そしてあまり知られていないけど、大阪の居酒屋メニューと言えば「さきいかの天ぷら」
一昨年の2023年に日本顔学会の第4回関西支部研究会で大阪樟蔭女子大学で開催された時の打ち上げで、関西の人が関東や東北の先生に大阪名物としてすすめていてそういえばそうだと!
コアすぎるサブカル話を久しぶりに聞けて、本の文化の話もできて最高の夜でした!
そうそう、「究極のえきそば」(3850円)の写真を見せられて「面相ならぬ麺相を!」とも。
ラーメン評論家でもあった元祖カレー研究家の小野員裕さんに代わって私がやるしかないですね🍜
精進してまいります!
そして、ちいかわを使った目崎さんのちいかわコミュニケーション術には感服しました。
まあ、私も前日に目崎さんがホテルから撮ったミャクミャクカラーの通天閣の写真から、泊まったホテルを一発で当ててしまったので、なかなかのシャーロック・ホームズぶりですが(伊達にいろんな角度や距離から通天閣の写真を撮影してません。なんなら、通天閣鑑定士もできます!)
最後は、向かいの店の前にあったビリケンさん像をバックに記念撮影
※私は左利きなので基本的に左手が内側に来るように、写真を撮る時は右側(向かって左)の位置をとることが多いんです。だけど目崎さんも左利きで先にとられたのでこちら側に。ちなみに血液型も同じで2人ともB型の左利きです。
昔はうさちゃんピースをして、目崎さんにもうさちゃんピース普及のために「うさちゃんピーズ」ポーズで写真を撮ってもらっていましたが、私自身のオリジナル「たこ焼きほっぺ」ポーズで。
帰りにも
ミャクミャク
ミャクミャクそうそう、目崎さんが万博に行ったのは3月21日(月)の平日だったこともあり、
客の5割がインバウンドの外国人で、後3割が関西の年金老人、2割が学徒動員(小学生)だったとのこと。
お年寄りはお金も時間もありますからね。
まあ、休日は日本人の家族連れや夜はカップルがデートに、そして夏休みの季節は日本人の家族連れが外国人を上回るのでしょう。