濱田高志さん生出演の『武田和歌子のぴたっと』(ABCラジオ)を見学
その後、15:00〜17:00生放送の『武田和歌子のぴたっと』(ABCラジオ)をスタジオ内で見学。
この日は月曜パートナーの越前屋俵太さんがポルトガルに行っていて、金曜パートナーのアズマッチさんが代役で出演。
武田和歌子のぴたっと
アンソロジストの濱田高志(はまだ・たかゆき)さんは、「昭和歌謡の裏側を知る男…」としてゲスト出演。
『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』の時より広いスタジオだったような気がします。
自分がラジオに出る時はパーソナリティの方と向き合っていて、スタッフの方が進行をどのようにやっているかは見えませんので大変興味深かったです。
ラジオの生は渋谷スペイン坂スタジオからの東京FM『シンクロノシティ』だけで(電話出演を除き)それ以外は、『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』(ABCラジオ)もTBSラジオ『田中みな実あったかタイム』など全て収録…と思ったら、
も生放送でした。
テレビも生放送は『バイキング』(フジテレビ)の2回のみであとは全部収録。
(スタジオ生放送の番組でも私の出演部分は別録り)
また、台本と時計を見ながら見ていたので、生放送での台本(途中にCMや生CMも入る)を元にコーナーごとの尺を計算して武田和歌子アナが微調整する様子もよくわかりました。
ドキュメンタリーのようなものを除き、テレビもラジオもネットテレビもやっぱりライブが1番面白いです。
昔のテレビ、ラジオは全て生放送だったように「生放送(ライブ)」に立ち返ることが今後のテレビ、ラジオのカギを握ると思いました。
フリートークの中で1番面白かったのはこちら。
万博水上ステージでのライブ、
エキスポメイツ・ショー[愛・花・太陽]より愛/エキスポ・メイツ
歌:エキスポ・メイツ(スクールメイツの派生ユニット)
を紹介する際、
濱田「大勢で踊っているのが好きなんですよ」
アズマッチ「じゃあAKBが出てきた時はもう…」
濱田「いやAKBは違うんですね、これが。欅坂はいいですけど」
アズマッチ「同じとちゃうんかーい」
みたいなやりとりがスピード感があって最高でした。
アズマッチさんの反応の良さに即座にストレートなこだわりで返す濱田さん(笑)、それに即座にツッコミを入れるアズマッチさん。
濱田さんはNHKラジオで10時間の生放送とかもやってるだけあってラジオ慣れしてるなぁと。
とても勉強になりました。
放送後、武田和歌子アナにご挨拶させていただく際に正面からハッキリお顔を拝見すると、ホームページの写真よりしゅっとした美人で「ニュース番組のアナウンサー」っぽかったです(写真と違って髪色は黒っぽい暗い色でしたが逆に写真より若々しい印象)。
ホームページの写真は親しみやすさを狙ってあの顔を選んだのだと思います。
世界の国からこんにちは
この日は「大阪万博の夢よ再び、追憶の1970年」ということで、大阪万博が開催された1970年の音楽を紹介。
現在「2025年 大阪・関西万博」招致に向けての動きがあり、「2025年 大阪・関西万博」のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」ですが、「1970年 大阪万博」のテーマは「人類の進歩と調和」でした。
通称「大阪万博」ですが、正式には「日本万国博覧会」。
アジア初かつ日本で最初の国際博覧会で、それまでは都市名がつけられていたのが初めて国名がついた万博だそうです。
日本万国博覧会(大阪万博)のテーマソング『世界の国からこんにちは』(作詞:島田陽子、作曲:中村八大)はレコード会社8社から別のアレンジでリリースされていて番組では、三波春夫バージョン、吉永小百合バージョン、坂本九バージョンの3つを紹介。
(他に山本リンダ、叶修二、弘田三枝子、西郷輝彦、倍賞美津子、ボニージャックスでどのレコード会社の当時の看板の歌手が歌っていた)
『世界の国からこんにちは』は気分が高揚してくる名曲で、この3人が歌った曲はどれもは聴いたことがありましたが、聴き比べてみるとこんなに違うのかと嬉しくなり思わず頬が緩みました。
「みんな違ってみんないい!」 です。
それにしても『世界の国からこんにちは』のような老若男女全ての人の記憶に残るような名曲はもう誕生しないのでしょうか?
あの時の日本と今の日本、何が違うのか???
『世界の国からこんにちは』の全レコード会社バージョンを集めたCDが発売されたら嬉しいなぁ。
他にも1970年に村井邦彦さんが作曲した曲(赤い鳥『翼をください』の原曲)の紹介や村井邦彦さんからのコメントもありました。
また、コマーシャルソング(コマソン)では『小さな瞳』(相沢政子)作詞作曲:浜口庫之助 ※1970年の「ロッテチョコレート」のCMソング から始まり以降さまざまなアーティストによって歌われ、今も使われているというお話が。
なかでもよかったのは、『My Sweet Little Eyes (しばたはつみ)』です!
最高すぎて言葉もでません!
武田和歌子アナも気に入ってました。
う〜ん、なかなか新しい名曲が生まれない世の中になってきましたが、この曲のアレンジでもいいので出来ないものかなぁ。
現代の音楽家のみなさん、期待しています!