「高野山会議2021」添田隆昭先生(高野山大学長)講話 夢の話
『週刊てりとりぃ』で連載中の「大阪から池袋絵意知です!」
2021年11月は、「世界遺産 高野山シンポジウム」について書きました。
この時も話が面白かった添田隆昭先生(高野山大学長)が、11月26日から28日まで3日間開催される「高野山会議2021」でオープニング講話をされるとのことで拝聴しました。
高野山会議 2021
主催:東京大学先端科学技術研究センタ― 先端アートデザイン分野
共催:和歌山県・高野町・高野山真言宗総本山金剛峯寺・高野山大学
で、
科学、芸術、宗教などさまざまな分野の専門家が集い、1200年後の世界について話し合うもの。
セッション1「人間と宗教とテクノロジー」
セッション2「4分33秒と『円融無礙』」
セッション3「次世代育成 科学技術からアートへ」
セッション4「空海と現代 高野山という名のトポス」
とあったのですが、私はオープニング講話のみオンライン視聴させていただきました。
添田隆昭先生のオープニング講話
夢についてのお話で、要約するとこんな感じです。
添田隆昭先生のお父様が亡くなられた時、同じ時刻にそれを夢で見たご婦人の話(2人と全く面識がなかった人)。
住職が夢の中で「“りょうじょう”さん」を探している。
※りょうじょう=りょうしょう=隆昭
「隆昭、早く帰ってこい」と。
Wikipediaには、
添田 隆昭(そえだ たかあき 1947年 – )
となっていましたが、
高野山大学の教員紹介には
添田 隆昭(そえだ りゅうしょう)教授
とあったのでやはりこちらが正しいようです。
https://www.koyasan-u.ac.jp/info/teacher/ryushou_soeda/
(戸籍名は「たかあき」なのかもしれませんが)
アメリカ人セラピストが見た弘法大師(空海)の夢の話。
「モスグリーンの服を着た東洋人、手の中にカラスを抱えている」
夢で見た人は誰なのか?手がかりを探しにロサンゼルスの真言宗(高野山真言宗米国別院)へ。
夢で見た東洋人は弘法大師だった。
弘法大師は黄色い服を着ている(肖像画では)。
ところが、夢で見たのは緑色の服。
苔から滴り落ちる水で緑に染まっていた。
夢は死者からのメッセージ。
夢とは何か?
最近、夢を見ることがすごく増えました。
夢は本当に面白いです。
霊、魂、量子、何か見えないものが無意識下において繋がっているのでしょう。
脳の考えるところ、記憶するところ、
それらを使わないほうが(「空」になる)直観力みたいなものが引き出されるのでは?
と思っています。
お坊さんのお経を唱えたりの修行、
ヨーガの瞑想なんかもそれで、
「ひらめき」や「運」にも関係あるのではないかと思っています。