岸和田だんじり祭2022(コロナ禍により3年ぶりの本格開催)
2022年9月17日(土)
この日は香川県の香川大学で「第27回 日本顔学会大会(フォーラム顔学2022)」でした。
が、私は父を連れて岸和田だんじり祭へ。
コロナ禍により3年ぶりの本格開催となった岸和田だんじり祭り。
私が最初に見た2011年のまさに「喧嘩祭り」というような荒々しかった頃とと比べると、ずいぶん穏やかになりましたが、岸和田だんじり祭らしく、元気に盛り上がってました。
心配された台風と雨もなく開催できて、みんなイキイキとしていました!
父は九州の人なので、初めて見るこの一風変わった祭りを楽しんでしくれたようでよかったです。
私自身も大阪移転直後は東京からのお客様とよく行ったりしていたのに、気づけば2015年以来の岸和田のだんじりでした。
岸和田だんじり祭(NHK連続テレビ小説『カーネーション』の舞台)
『月刊てりとりぃ』【大阪から池袋絵意知です!(3)】「岸和田気質」
やっぱり祭りはいいですね。
来年も必ず来よう!
そしてこの日本の伝統を次の世代にも受け継いでいかないと!
お祭りデビューだぜ!
歌詞もいいので、聴いてみてください!
写真で振り返ります。
岸和田駅から
久しぶりの祭りにウキウキする人たちを乗せた満員電車に揺られ、南海本線岸和田駅へ。
改札前はこんなに人でごった返していました。
駅前もこの人人人!
駅前もだんじり見物の絶好のスポット!
台を用意してる賢い人たちも。
アーケードの駅前通商店街の中にだんじりが通るのが絵的に面白いです。
自撮り棒で動画撮影する人も
かっこいいですね!
コロナに負けるな!!だんじり情報総合アプリ
宮本町地車庫
御寄付御芳名
裏道の飲み屋街には空き物件も
泉州名物
浅漬け一筋40年
頑固親父が着けた
水茄子のぬか漬け
地方発送承ります
泉州名物「水茄子」をさらにぬか漬け
がっちょ唐揚げ
ガッチョというのは、大阪湾の泉州沖で漁れる魚
※11年前に知りました。
地車小屋前につき
駐車禁止
五軒屋町々会
岸和田駅から海側の岸和田カンカンベイサイドモールまでは、だんじり祭の期間、5つの道路が通行止めになっていですが、中ほどのこの道だけは通れるようになっていて、この渋滞。
堺阪南線という道路でした。
かじやまち
古くからあるお店がたくさん並んでいました。
今月の聖語
迷う時は
衆生と名づけ
悟る時をば
仏と名づけたり
日蓮宗 圓教寺でした。
初めて見るスタイルの電柱(電信柱)
縁日もたくさん出ていて金魚すくいも。
祭りは子供たちにとっても楽しみですからね!
今年、だんじりの本格開催ができて本当に良かったです。
犬も歩くとだんじりに当たるってくらいなのが、岸和田だんじり祭
この道は紀州街道ですね。
岸和田カンカンベイサイドモール
やっと、岸和田カンカンベイサイドモールが見えました。
が、ここからがまた大変で向こうに渡るには、さらに左のほうに行って、
だんじりが動かない瞬間を狙って道路を横断せねばなりません。
こんな感じで周りにだんじりがいないところまで移動してから岸和田カンカンベイサイドモール前の道まで移動。
手前左に見えるのは南海浪切ホール(岸和田市立浪切ホール)。
モーニング娘。がコンサートしたこともあります。
警官に「立ち止まらずに渡ってください」と言われます。
にしても台風が近づいていてこんな雲です。
浪切ホールの前は休憩場になっていました。
祝岸和田だんじり祭の垂れ幕が
岸和田カンカンベイサイドモールのサイゼリヤで食事しようと思っていたら、営業しているのはこれだけで飲食店はほぼ全店休業に。
2Fに行くエレベーターやエスカレーターも封鎖されていてスーパーの食品売り場くらいだけの営業でした。
過去のだんじりでは、ファッションフロアの床に座って休憩する人とかもいたのでそれが理由?
(10年くらい前はファッションフロアで「だんじりファッション」のコーナーまで作って祭りを盛り上げていたのに)
しょうがないのでラーメン屋で食事して、たこ焼き屋でラムネを飲んで、岸和田城を目指すことに。
岸和田城へ
岸和田カンカンベイサイドモール前の広い道路「大阪臨海線」はだんじりが映えます!
今にも雨が降り出しそうな空
(この後、岸和田城の手前で一瞬だけぱらっと雨を感じました)
浪切神社の横が応急救護所に。
今年は、猛暑ではなかったので熱中症の人も少なそうだし、怪我等も少なかったと思います。
だんじりキタ―――(゚∀゚)―――― !!
先頭側から撮って最後尾までが入りきらない!
だんじりの花形.・大工方が上でポーズを決めて、見せ場である交差点を勢いよく回る「やりまわし」に向けてアピールしています。
※スタン・ハンセンがウエスタンラリアットをやる前に肘のサポーターを直す仕草みたいなもの。
ギリギリ、やりまわしのシーンも見ることができました。
電線に頭が当たりそう。
かっこいいですね!
ちなみにだんじりを曳く綱は神聖なものなので、足で跨いではいけません。
みなさんポーズが決まってます。
女性はだんじりを曳くことはできず、このように後ろから走ります。
女性差別でもなんでもありません!
中北町青年団の休憩所
このように各家庭の玄関にも御神燈をつるし、町中一体となって祭りを盛り上げます。
提灯が並んでいます。
急に人が増えたと思ったら、中北町のだんじりが曳行の準備をしているようでした。
手前に見えるのが岸和田市役所でその右側に岸和田城があります。
岸和田だんじり祭は、南の蛸地蔵駅、岸和田駅、和泉大和駅の3駅の区間にまたがって開催されます。
さらに北の春木駅周辺では同じ日程で「春木だんじり祭」が開催され、岸和田だんじり祭よりもさらに荒っぽいという噂。
「春木だんじり祭」はまだ一度も見たことがないので来年は行ってみようかな?
ちなみに、「岸和田だんじり祭」は単に「岸和田祭」と表記するポスターも見かけました。
岸和田城をあとにして駅方面に歩いて行くとまただんじり!
電車の線路の下をこんな風に渡るシーンは初めて見ました!
行きは岸和田駅中央出口(西側)から出てきましたが、帰りは南出口の改札から。
だんじりの曳行時間とスケジュール
敬老の日の前々日の土曜日と、前日の日曜日に開催。
例年、初日の土曜日は、宵宮(宵祭)で
午前6時〜7時半・・・曳き出し
午前9時〜11時半・・・午前曳行
午後1時〜5時・・・午後曳行
午7時〜10時・・・灯入れ曳行
私はだいたい初日の12時半ごろに岸和田駅に到着して、午後1時からの午後曳行をアーケード商店街で見てからどんどん海側に歩いて行って、岸和田カンカンベイサイドモールで休憩して、広い大阪臨海線での曳行を見る感じです。
また、周辺が民家のような狭い道での「やりまわし」もスリルがあって見ものです!
2日目の日曜日は、本宮(本祭)
午前9時〜午後0時半・・・宮入り
午後1時〜5時・・・午後曳行
午後7時〜10時・・・灯入れ曳行
両日とも夜の7時からは、灯を入れてゆっくり街を練り歩きます(普通のお祭りっぽい感じ)。