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2020-01-07

安岡正篤先生旧宅、池之端春日神社、ほたるの里、東大阪市石切を歩く

2020年の元旦は、東大寺、枚岡神社、石切神社と参拝し、安岡正篤先生旧宅へ。

10月に『週刊てりとりぃ』で連載中の「大阪から池袋絵意知です!」で大阪樟蔭女子大学を中心に東大阪市について書こうと思い調べている時に、安岡正篤先生の旧宅が東大阪市にあることがわかりました。

大阪から池袋絵意知です!「化粧文化研究者ネットワークと大阪樟蔭女子大学」

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そこで、元旦の初詣巡りの際に行こうと思ったんですね。

今日はいつもの東大寺→石切神社→枚岡神社→枚岡山展望台ではなく、
東大寺→枚岡神社→(ぼくらの広場)→枚岡山展望台→石切神社にしたのはここの最寄り駅が石切駅だからです。

石切神社からGoogleマップの言う通りの経路で民家が並ぶ住宅地を歩く。

1月1日、元旦、祝日のこの日。

松の奥にはしめ縄(しめ飾り)があり、日の丸を掲揚。

昔ながらの日本の正月の風景。

安岡正篤先生とは?

安岡正篤先生は原島博先生とともに私が勝手に師と仰いでいる先生です。

安岡学と原島学 顔学を活学・人間学とするために

安岡学と原島学 顔学を活学・人間学とするために

陽明学者・哲学者・思想家、東洋思想、東洋学、中国古典(朱子学における「四書」論語、孟子、大学、中庸と、「五経」の易経、書経、詩経、礼記、春秋、合わせて『四書五経』)、種学、儒教、諸子百家…東洋哲学、東洋思想の研究者であり実践者です。

先生の教えは、人間学活学とも言われています。

昭和の歴代首相の指南役を務め、昭和を代表する多くの財界人に師と仰がれた近現代日本の指導者です。

「安岡正篤先生旧宅訪問」というのは私にとっては「聖地巡礼」なんですね。

安岡正篤先生旧宅

大阪府東大阪市善根寺町1丁目2−28

だけど、中まで入れないし(ネットで事前に調べていたら中の写真も)、目障りなポスターが貼ってあるし、う〜ん…

安岡正篤先生と旧宅

このお宅(谷口正明氏所有)は、安岡正篤先生が幼少の頃、即ち孔舎衙小学校、四條畷中学校(現高校)に在学中住んでおられたお宅であります。ここで先生は〜お父さんから四書五経の素読をうけ暗誦するまで勉強させられたと聞きます。

昭和六十年四月

河内師友会

とありました。

石切神社から近いとはいえ25分歩いてようやくここに。

そして、ここから石切駅まで徒歩30分。

4時間山登りに続いて新年早々苦行です。

歩いているとまた日の丸が。

安岡正篤先生が育った土地。

世界の中の日本、節、そういうものを大切にする習慣が根付いているのでしょう。

 

池之端春日神社

安岡正篤先生旧宅と石切駅の間にはいくつか神社があるのは地図でわかってたんですが、歩いていると至るところに幟が立っていいました。

(民家の庭にまで幟が)

自分が住んでる町の神社(氏神様)を大切にする文化、素晴らしいです。

近そうなので来てみました。

奈良の春日大社とは関係ないようです。

明治5年に「石切剣箭神社」に合祀されましたが、明治13年に復社したとのこと。

良かったので長い石段を上って参拝。

石段を上がると、左側にある二の鳥居からさらに石段が。

他に誰もいなくて静か。

自分はこういう神社のほうが好き。

ほたるの里 日下川

東大阪市のマンホール

ほたるの里

もっと池之端春日神社寄りには詳しい説明があったのですが、地域を挙げてここまで取り組んでいるとは思わず写真を撮り忘れ。

この小さな川に天然の蛍が生息しているようです。

いたるところにホタルのオブジェが。

川を美しく 気持ち良く!
ホタルの里 日下川

坂を上ったところにあった公園

ひかるくん

きらりちゃん

ホタルの川

この土地の人は本当にホタルを大切にしています。

知らない町を歩いていると新しい発見があります。

これが町歩きの良さ。

観光地目当てだとこの「ホタルの里 日下川」を知ることはなかったでしょう。

さらに坂を上がっていく。

 

守ろう!美化条例 東大阪市

川に入らないで下さい。

生き物を大切に(持ち帰らぬ事)注意 毒ヘビがおります。(マムシ)
カニ、カワニナ(巻貝)はホタルのえさです。

山河を守る会 東大阪市

自然を大切にし、自然とともに生きる。

この町には本来人間が持つべき道徳観がしっかり根付いています。

さすが、安岡正篤先生が育った町。

さらにさらに坂を上る。

石切神社に参拝する時、こんなに坂を下ったっけ???と思いながら。

へとへとになりながら、ようやく石切駅のある通りに。

いい景色。
大阪の町が一望できます。

坂さえなければ住んでみたいと思いました。

これで、『週刊てりとりぃ』の「大阪から池袋絵意知です!」で1本書こうか?

と思いましたが、焦点が定まらず、徒然なるままにブログに書きました。

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