【顔面学講座㉚】 髪の毛について考えてみた。AGA(男性型脱毛症)の謎とともに
[楽活]での月1連載「池袋絵意知の顔面学講座」。
第30回(2024年7月回)は、
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前回が「人間にとって眉毛とは何か?」だったので、今回は「人間にとって髪の毛とは何か?」で行く予定でしたが、
リードに
7月6日に開催された、化粧文化研究者ネットワーク第67回研究会【『髪をもたない女性たちの生活世界 その「生きづらさ」と「対処戦略」』(生活書院)の著者に聞く。】。
「髪は女の命」という言葉があるように、脱毛症によって“女性としてのアイデンティティの喪失”をしてしまった中、「ウイッグ生活」「スキンヘッド生活」、当事者の会の立ち上げなど、様々な事例とともに「生きづらさ」をいかに軽減・解消して生き抜いてきたかという話を通して、社会常識を問い直す、社会学をテーマにしたものでした。
『髪をもたない女性たちの生活世界――その「生きづらさ」と「対処戦略」』 吉村さやか (著) 生活書院
の話をしたこともあり、その流れで、
女性の脱毛症と違って男性の場合は、日本人男性の3人に1人がAGA(男性型脱毛症)という話にし、前半はAGAの話にしてこのような構成でまとめました。
なぜ、AGA(男性型脱毛症)になるのか?
生物的に見た髪の毛の役割(髪の毛がある方が涼しい)
縮毛は優性遺伝する
他の毛と違って伸び続ける髪の毛
「剃髪」経験者としての感覚
最近は「ハゲ」という言葉を使わないほうがいいという風潮がありますが、だったら、原島博先生(日本顔学会2代目会長/東京大学名誉教授)の【顔訓13箇条】にある「美しいシワと美しいハゲを人生の誇りとしよう」も「美しいシワと美しい薄毛を人生の誇りとしよう」に変えなきゃならなくなりますし、薄毛を超えて額から頭頂部まで完全に毛がなくなった場合は何という言葉で表現するのかという問題も出てきます。
全身が毛に覆われてる他の哺乳類と違って、進化によってほぼ頭髪だけ毛を残したヒトなのに、ヒトの男の約半数が壮年期に頭髪が抜けるようになるのでしょうか?
「なぜDHTはハゲを引き起こすのか?」「なんのためにハゲるのか?」は謎で科学的に解明されていません。
私なりに考察してみました。
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