11年ぶりに頭を丸めて橿原神宮参拝
8月22日(月)夜に11年ぶりに頭を丸めました!
そして、翌日の8月23日(火)早朝に橿原神宮へ。
7時17分に近鉄橿原神宮前駅に到着
計画では8月22日(月)に来る予定が、前日の天気予報では8月22日から10日以上曇り時々雨の予報で8月22日の降水確率が80%。
以降も降水確率30%〜60%の予報だったのですが、8月22日夜中の予報では23日は一日曇りとなったので頭を剃って、23日早朝出てきたところ曇りどころか見事に晴れ間も!
7時25分の空
そして、だんだん晴れてくる展開に!
一の鳥居(表参道) 第一鳥居 ※7時27分
橿原神宮第一鳥居をバックに!
直線と曲線が調和していて我ながら美しい!
私の頭も輝いています☀️
(綺麗に晴れているので、コラ、合成っぽいですが本物です)
坊主には黒縁の太いフレームのメガネのほうが似合うのでいつもと違うメガネで。
頭を丸めたからと言って仏門に入るわけではありません。ただ、諸先輩方、諸先生方を見ても歳をとるほど仏教的な生き方になると思っています。
過去2回と違うのはヒゲを残したこと(前はヒゲまで全部剃り落とした)。
何事のおはしますかはしらねども
かたじけなさになみだこぼるる
仏教に帰依した西行が伊勢神宮に詣でて詠んだもの。『異本山家集』
伊勢神宮のような何かがいらっしゃるような畏れ多い気ではありませんが、この橿原神宮は気持ちが晴れやかになる場所で私にとっての心のまほろばです。
最初に剃髪(スキンヘッドに)したのは2000年7月
秘蔵写真特別公開!
ニューヨークでスキンヘッドにした時の。着いた日の翌日。
髪が無くなった自分を見つめる私。
その1週間後くらいの帰国する前日にグランドセントラルステーションをバックに。
痩せてるなぁ。
髪の毛よりヒゲのほうが伸びるのが早くてアゴヒゲはハッキリ確認できます。
(頭は伸びかけの中途半端ハゲ隠しでサングラスを乗せています)
2回目は2011年8月
勝手に東スポ連動企画。私、池袋絵意知も中田翔選手に倣って剃髪しました!
そして今回の3回目が2022年8月
だいたい11年周期ですね!
頭を丸めるのは自分にとって11年に1度の式年行事のようなものなので、この機会に剃髪する理由をまとめることにします。
剃髪(スキンヘッドに)する理由
スキンヘッドにする1番の理由は、
雑念がなくなる、煩悩が消える。
これに尽きると思います。
今まであったものを切るだけじゃなく根元から剃り上げると、不思議とこういう感覚になります。
2つ目は、
宇宙の気のような、霊的な何かを感じやすくなる。
やってみればわかりますが、インスピレーションとか、ひらめきとか、自然と善い思考になったりとか、いわゆる引き寄せのようなものがあったりとか、感じるだけでなく現象として現れるようになります。
3つ目は、
夏で暑いから。
暑いとシャワーを浴びることも多くて、髪がないと楽というのがあります。
それと関係して、今回は後頭部に汗疹が多くできたのも1つの理由です。
前回の2011年8月にスキンヘッドにした直後に大阪に移転をし、剃って1ヶ月半でもそれなりに伸びてきて、テレビ収録前の10月に整える時は美容院に行ったのですが(東京時代も2006年から2011年までは美容院だった。坊主が伸びたような髪型でも)、その後は2011年の11月頃から昨年の10月まで10年間は理容室でした。
それが、昨年の11月からまた美容院に変えて、今年の春以降、たびたび後頭部に汗疹か何か赤い湿疹が何個かできていることを美容師さんから指摘されるように。
髪の毛がまだそこそこ長い上のほうの頭皮に湿疹ができるのならまだわかるのですが、刈り上げして髪が0.8mm〜1cmの後頭部に湿疹ができる謎現象がだんだん増えてきたのです。
自分でも触ってわかるし、痒いし、手鏡で洗面所の鏡や全身鏡の姿見に後頭部を映してみると、けっこう目立つ感じで赤くなっていたのです。
これがまた不思議なもので、剃髪して3〜4日後には湿疹がなくなっていました!
これを書いている今、剃髪して1週間で、後頭部の髪の長さは普段刈り上げした直後よりも長い2mmくらいはあるのに湿疹が再発しません。
4つ目は
自分のハゲ進行と頭蓋骨の変化の確認。
やっぱり少しでも髪があるとどれくらい禿げが進行しているのかわかりづらいです。
前側の額が後退していって薄くなるのは目のついている正面なのでわかるのですが、頭頂や頭頂から後頭部にかけてのツムジ周辺は手鏡で見たり、写真に撮っても髪が1cm以上あると地肌に対してどれくらい毛根があるのかわかりにくいです。
そこで、今回剃って、だんだん毛が生えてきてわかったんですが、ツムジ周辺がけっこうきていて、左右の角の後ろ側も薄毛が進行していました。
(育毛、発毛を頑張っているけど、11年も経てば前回より明らかに薄毛が進行していて)
2011年の
勝手に東スポ連動企画。私、池袋絵意知も中田翔選手に倣って剃髪しました!
で、
2000年にスキンヘッドにした時の写真と見比べると明らかに頭のはちが大きくなっている。
11年間で横幅が広くなった。
額(前頭葉)の部分が年を追うごとにどんどん前に出てきてもっこり盛り上がってきたことは感じていましたが、
横幅も大きくなったのは、頭を剃って初めてわかりました。
と書いていたのですが、この11年でさらに頭のはちが大きくなって、正面からだとわからないものの、髪を全部剃って見ると、斜め横からでも頭の左右が角っぽく大きくなっていたのです。
そして、ここ(第17回 日本顔学会大会「フォーラム顔学2012」@東京電機大学、化粧文化研究者ネットワーク第40回研究会@シャレコーベミュージアム)で、日本顔学会初代会長で人類学者の香原志勢先生に
「頭蓋骨のつなぎ目の“縫合線(ほうごうせん)”によって形が変わるんです。大きくなった部分があるぶん、他のところが小さくなるんです」
とご教授いただいたように、左右の角が張ったぶん、ツムジのあたりが少し凹んだのも、スキンヘッドにすることで、視覚と触覚で確認することができました(さらに耳の上が肉によってではなく、骨が盛り上がって耳にのめり込むように大きくなっているのもわかりました)。
人間は日々変化している。
スキンヘッドにしたことで、11年間で薄毛が進行しただけでなく、頭蓋骨の形も変化していることがはっきりとわかりました。
※こんなに頭蓋骨の形が変形して、それも特異な形になると、自分に都合の良いテキトー骨相学でもやりたくなります。
実はAGA治療も頑張った
2015年7月の原島博先生(東大名誉教授)のHC塾50回記念講演会&交流会での写真。
私より前の席の人を私が撮影していますが、さらに後方の会場の1番後ろから撮影した写真に私の後方部が写っていて、旋毛(つむじ)の周辺も丸くU型に薄くなっていて、耳横と後頭部は黒く、その上は色が薄くなっていました。
額の薄毛の進行具合は自覚していて「前からハゲる分にはまだ髪型によって格好がつく」と思っていたんですが、ここまでAGA(男性型脱毛症)が進行しているとは。
自分の後頭部がAGA特有のハゲラインのように薄く線が(ここから頭頂までがハゲるぞと)ハッキリ出てい他のです!
そこでで、AGA治療薬のミノキシジルを開始。
開始して1ヶ月後くらいの
2015年9月、第20回日本顔学会大会(フォーラム顔学2015)2日目。で、小河原智子さんにを描いてもらっている時に、後ろのボードに飾られていた前年の2014年の「1年前の私の横顔写真と横顔似顔絵」を美容系の先生が見てふと「髪が増えてるみたい」とおっしゃって、(自分でも増えている感覚はあったのですが)「他者が見てもそうなんだ」と思いました。
2014年
2015年
私の後頭部が写った写真もありますが、写真で見ても頭頂から後頭部のハゲ進行が気にならないくらいです。
この話は、2019年9月の化粧文化研究者ネットワーク第52回研究会「毛髪再生医療 薄毛・脱毛治療の歴史と最前線」で話させてもらいました。
「毛髪再生医療 薄毛・脱毛治療の歴史と最前線」化粧文化研究者ネットワーク第52回研究会|顔訓13か条改訂?
人間の頭髪は進化なのになぜハゲるのか?
サルから進化した人類(ヒト)の頭髪が他の体毛と違って伸びて長くなるのは、直立二足歩行になり、森林から草原に生活拠点を変え、直射日光に頭が晒されて熱くなるのを避けるためや、大事な脳が入っている頭部を守るためという学説が有力です。
それなのに、男性は中年から老年にかけて、かなりの割合で薄毛になって禿げてきます。
矛盾してますよね。
自分の子孫を残すのに有利になるためセックスアピールの意味でハゲるのであれば、もっと若い20代〜30代前半にハゲても良さそうです。
逆に禿げるのは精神的な進化なのか何なのか?
白髪は男女とも老化でなりますが、なぜ男性だけが禿げるのか?
(男性ホルモン、テストステロン云々言われますが、そもそも何故ハゲるのか?)
謎は深まるばかりです。
橿原神宮二の鳥居(表参道)
と、剃髪関係のことを徒然と書いたところで、8月23日の橿原神宮参拝に戻ります。
早朝は人がいなくて静かなのが最高!
青い空、白い雲、左右に樹々の緑、真っ直ぐに続く表参道の先には、最近新しくなったばかりの二の鳥居が見えます。
だんだん鳥居に近づいてきて、
二の鳥居の前まで来ました。
見事に自然と調和した鳥居。
ただただ美しい。
この日この時は風がなく、日の丸が靡いていませんでした。
手水所
自動で水が流れます。
センサー感知式
こちらで手をお清めください。
南神門を潜り、外拝殿へ向かいます。
と思っていると、白装束の神職の方が
新型コロナウイルス感染症予防の為の但し書き
紀元二千六百八十二年
橿原神宮外拝殿
外拝殿の後ろに畝傍山、その後ろのうろこ雲が美しい!
参集所と神楽殿
外拝殿に近づきました。
今年元旦の橿原神宮と比較してみてください。
巨大開運絵馬
さらに晴れてきて、影が見えるように。
参拝。
数ヶ月前から神社参拝の際は、基本的に祝詞・身禊大祓 (みそぎのおおはらい)を唱えるのみにしました。
内拝殿が見えます。
正月じゃないので、一般の参拝者は内拝殿には入れません。
美しい。
日本の美です。
巨大開運絵馬も陽を浴びて、半分以上がハッキリ照らされて、上のほうだけ外拝殿の屋根の影ができています。
だんだん晴れてきて、たった数分でこの変化。
日頃の行いがいいので曇りの予報だったのに、バッチリ晴れてきました!
どうですか、この松の枝葉の芸術的な伸び方。
どうしてこんな風に美しく松が伸びるのか?
やはり、この場所は目に見えない大きな気か何かが働いているとしか思えません。
北神門を抜けて北参道へ
続いて、北参道の途中にある畝傍山登山口から、畝傍山へ向かいます。