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2019-01-11

平成31年元旦 東大寺の観相窓を見て立てた一年の計「志」

新年 明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりありがとうございました。

昨年は個人的には活動的ではありませんでしたが、諸先生方の貴重なお話をたくさん聴く機会に恵まれ人間的に成長できた年でした。

今年の新年もいつものように東大寺の観相窓から大仏様のお顔を拝顔。

今年のテーマは「志」。

青年のような大志を抱きつつ、熟年「熟男」らしく色気をぷんぷん振りまいていきます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

平成31年 元旦

池袋絵意知

と、昨年を振り返り今年の決意を東大寺大仏殿で感じたままにFacebookに書いていました。

その直後、なぜ自分がこう思ったんだろう?

と考えてみるとすぐに答えが。

昨年は、『釈迦一日一言』ひろさちや(編) 致知出版社 を読んでいたのですが、

今年は、『四書五経一日一言』渡部昇一(編) 致知出版社 を読もうと決めてデスクに用意していたこと。

そしてこの数時間前に行われた「大晦日RIZIN」で、不利なルールと体重差がありながらボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーに勇敢に立ち向かった那須川天心選手に感銘を受けたからだと。

四書五経

致知出版社の「一日一言シリーズ」は7〜8冊買っていて、常に読む本もあれば、ほとんど目を通していない本もあり、1年間通して読む本として昨年は『釈迦一日一言』を選択。

おかげで穏やかな1年を過ごすことができたのですが、本当に欲がなくなり、結果、活動的ではなくなってしまったのです。

仏門に入るわけではないので今年は?と思った時に『四書五経一日一言』でいこうと。

四書五経とは儒教の経書の中で特に重要とされる書物「四書」と「五経」のことで、四書は、「大学」「中庸」「論語」「孟子」のこと。五経は、「詩経」「書経」「礼記」「易経」「春秋」のことです。

那須川天心

那須川天心のほうは、彼が練習していて彼の父(那須川弘幸さん)が運営するキックボクシングジム「TEPPEN GYM」のホームページに載っている漢字が「志」で、那須川天心選手が練習時に着ているジムのTシャツの背中にも「志」の文字が入っているのをよく見ていました。

 

青年のような大志を抱きつつ、熟年「熟男」らしく色気をぷんぷん振りまいていきます。
のほうは、「志」から連想したクラーク博士の「青年よ大志を抱け」。だけど自分は青年じゃなくて熟年。女性は熟女なら男性は熟男。ならば、熟した男の色気をふりまいてって感じです!

東大寺大仏殿 観相窓

この日、参道を歩いていると後ろから「大仏殿に無料で入れる貴重な機会やな」という声。

ほとんど元旦の年が明けてまだ暗いうちに参拝していたので忘れていましたが、通常の拝観料600円が、1月1日の朝8時までは無料で参拝できるのです。

そして、東大寺大仏殿正面の「観相窓」が開かれ、そこから大仏様のお顔を拝顔できるのは元旦と盂蘭盆(うらぼん)の最終日である8月15日の夜のみなのです。

 

南大門から見える大仏殿が青く輝いていて美しい。

篠山紀信 × 東大寺 「篠山紀信 東大寺写真展」が開催中です。

正月 初詣
午前零時より八時まで入堂無料 東大寺大佛殿

中門のこの感じが好きです。新しい年の始まりを感じさせます。

ご覧ください、この美しい東大寺大仏殿と観相窓から見える大仏様。(なぜか撮影写真サイズがスクエアになっていました)

その雄大さにいつも感動します。

新年は本当に空気がいい。

夜だけど晴れわたっているというか空気が澄みきっている。

年明けすぐの東大寺大仏殿は特別に美しい夜空をしています。

 

 

いつもは正面からの撮影だけど今年はちょっと斜めから。

朝4時、大香炉の灰もきれいに整えられたばかりできれいでした。

いつも変わらないように見える大仏様。物理的な大きさだけではない大きさを感じます。

 

大仏蓮弁・蓮華蔵世界図(原寸模型)
昨年は無かったような?
『華厳経』の世界観を細かく表現されています。

廣目天

2013年から7年目でお盆も含めれば8回参拝していて見ているのに、いつもは祈ることに集中してか、ここにも顔があるのを初めて知りました。

多聞天を横から撮影。こんなに傾いてたっけ?去年まではそんなに意識していませんでした。

多聞天

多聞天にもここに顔があるのを初めて知りました。

 

関連リンク

[連載]【池袋絵意知の「超開運道」】第4回は「『東大寺』は元旦に行くべし! “いい気”が集まり穏やかなパワースポットに」

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