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2018-09-03

LGBT問題、勝間和代氏同性愛、杉田水脈氏の顔@『AERA』の観相学

5月に公開となった【診断】顔でわかる性格診断クイズ | LGBT向けネットメディア「GENXY」の告知に合わせてLGBT関連のブログを書こうと思っていたところ、世の中ではいろいろありましてこのタイミングになりました。

【診断】顔でわかる性格診断クイズ | LGBT向けネットメディア「GENXY」

告知用のブログでは公開の翌日にご案内しておりますが、5月24日(木)にLGBT向けネットメディア「GENXY」で私が監修の【診断】顔でわかる性格診断クイズ が公開になりました。

昨年の、
男の性格は『顔』に出る!? 顔で分かる性格診断@LGBT向けネットメディア「GENXY」

が大変好評で、昨年はパーツごととの診断と顔タイプ別・恋愛攻略法だったのですが、今年は『顔診断クイズ』です。

選択式のテスト形式で、自分の顔について10の設問に答えると自動で自分のタイプと鑑定結果が表示されるようになっています!(全16タイプでイラストつき)

昨年同様、「GROOM & GROOVE なりたい自分になろう パナソニックのメンズグルーミングで」Panasonicとのタイアップ企画です。

「GENXY」はLGBT向けネットメディアで、読者は主にゲイの人ですが、内容は「性格診断」となっていて、昨年ほどセックスネタもありませんしゲイ向けに構成したものでもありません。

汎用性の高い内容になっているので、ノンケの男性にもぜひやってほしいですし、女性でも友人や彼氏、旦那、会社の上司などを診断するのに使ったりもできると思います。

過去に雑誌『FRaU(フラウ)』で
池袋絵意知監修・顔相セックス相性診断
顔に描いてある、あなたのセックス

という企画をやった時は、ずっと「人気記事1位」をキープしていましたが、今回も人気記事になること間違いなしです!(セックスネタは無いに等しいけど)

なんてことを、告知用のブログには書いておりました。

私オリジナルの16タイプ別性格判定テストを用いたものでは、『顔面仕事術』(ソフトバンクパブリッシング)が仕事を中心としたもの(主に男性)、『最強モテ顔講座』(オークラ出版)が性格に加えて恋愛結婚傾向や金運、仕事運、健康運について幅広く、ケータイサイト『顔面恋愛術・顔面仕事術』(エヌ・アイ・ラボ)も同様、『FRaU(フラウ)』はかなりセックスに特化した内容でした。

今回の『GENXY』の「顔でわかる性格診断クイズ」は、恋愛セックスの割合は少なく、性格が中心ですので、男が好きな男も女が好きな男も男が好きな女も女が好きな女も、ぜひ、楽しんでみてください。

【診断】顔でわかる性格診断クイズ

LGBT当事者向けの総合情報サイトの株式会社GENXY

このサイトを運営している株式会社GENXYという会社の会社概要を見ると、

株式会社GENXY
代表取締役社長:伊藤萌美
取締役:家入一真
取締役:上地牧人
https://www.genxy-official.com/

とあります。

代表の伊藤萌美さんのインタビュー記事を読むと「編集部では私だけストレートなんですよ。」と。

「社会がLGBTを理解し始めたからこそ、ちぐはぐなことも起きている」——LGBT向けメディア「GENXY」代表取締役 伊藤萌美 #ミレニアルズ解剖

取締役の家入一真さんはネット界、経済界では有名人ですよね。
政治団体「インターネッ党」
GMOペパボ創業者
アントレプレナー
株式会社CAMPFIRE 代表取締役
イエイリブログ | KAZUMA IEIRI

上地牧人さんはLGBT向けのライフスタイルメディア「GENXY」の編集長です。

伊藤萌美さんのインタビュー記事内で

ゲイ&レズビアン&バイは”誰を好きになるか”という性的指向であり、トランスジェンダーは性自認なので、「流行ってるからヤる、飽きたからヤメた」といったトレンドではありません。

とあるように、GLBとTはわけて考えたほうがよさそうです。

このブログのタイトルには LGBT問題 としていますが、トランスジェンダーはLGBTという括りから外して考えるべきかなと。

トランスジェンダーとバイセクシャルとでは180度違う、いや、ケースや考え方によってはお互いの中にお互いが含まれる?などと複雑な問題ではありますが。

LGBT、LGB&Tはとてもデリケートなテーマですのでしっかり整理してから書こうと思っていたところ、今度は5月28日にこんなニュースが。

勝間和代さん同性愛公表

勝間和代さん同性愛公表に祝福と称賛コメント相次ぐ – 芸能 : 日刊スポーツ

勝間和代さんについては過去に男性と結婚もしていてとか、このニュースを知った時にどうも違和感を覚えました。

本当は女性が好きなのに世間体を考えて男性と結婚してというケースや、同性愛者であることをカムフラージュするためにレズなのに男と結婚、ゲイなのに女と結婚という話はたまに耳にします。

また、勝間和代さんご自身の性的嗜好が変わったという可能性も考えられます。
(レズになったのではなく、もともとは男性が好きだったのにバイセクシャルに?)

で、日刊スポーツによると、

お相手でLGBTに関する情報を発信する「トロワ・クルール」社代表の増原裕子さん

とあって、「GENXY」以外にもLGBT情報メディアが?

と思いましたが、「GENXY」のような独自メディアではなく、雑誌、テレビ、ネットメディアなどを通してLGBTに関する情報を発信している会社だとわかりました。

株式会社トロワ・クルール

さらに見てみると、
株式会社トロワ・クルール | 私たちについて

東 小雪 + 増原 裕子として

2012年、LGBTコミュニティと社会との架け橋を築き、多様性あふれる社会の実現に寄与したとして「Tokyo SuperStar Awards」コミュニティ賞を受賞。2013年3月、東京ディズニーシーで初の同性結婚式を挙げ国内外で話題に。2015年、渋谷区パートナーシップ証明書交付第1号。(2017年12月に離婚。)

あっ!、この「初の同性結婚式、渋谷区パートナーシップ証明書交付」のニュースはよく見てたので、あの時の人がその後、離婚して勝間和代さんと交際していると。

いろいろ複雑ですね。

簡単にコメントできません(笑)

ということでまだブログに書けていませんでした。

このテーマ、何か言えば悪いように解釈されて差別主義者みたいに扱われるのでみんなコメントできないですよね。

誰かがカミングアウトした時に「素敵!かっこいい!」と賞賛コメントだけはするテレビ芸人みたいな人を除いて…。

仮にコメントを出したとしても、叩き以外では「触らぬ神に祟りなし」で共感も反対もなく無視してそれを話題にすることさえありません。

 

ゲイにモテそう

それから1ヶ月後の6月30日(水)

資生堂 汐留ビルでの「化粧文化研究者ネットワーク 第47回研究会」からの、御茶ノ水に移動して化粧文化と同時刻に開催されていた【「月刊てりとりぃ」同人によるポップス講座 シリーズ「エキスポ・ジェネレーション」#3 泉 麻人、鈴木啓之「バスと歌謡曲について語ろう」】の懇親会のみに参加。

隣の女性編集者に「ゲイにモテそう」と言われ自己紹介で「LGBT」向けサイトでこんなのやってますと見てみたら週間ランキング1位だった!
掲載から1カ月以上過ぎていて。
http://genxy-net.com/post_theme04/quiz_face/

と反射的にFacebookに投稿していたんですが、下にある2位の記事が「ゲイのための『正しいアナルセックス・ガイド』」でなかなか強烈なのを後から知りました(笑)

ショルダーのコピーにこうありますもんね。

日本最大級のゲイ向け情報サイトGENXY(ジェンクシー)。エンタメ、ライフスタイル、最新LGBTニュースを配信

『顔診断クイズ』公開から3ヶ月以上が過ぎ、
さすがに現在はランキング上位から外れていました。

その後もこのブログをまとめることができず。

杉田水脈衆院議員のLGBT「生産性がない」問題

8月16日のブログ、仏教(釈迦の教え)とお盆と終戦記念日
でも書いているように、「安穏」に心を平静に保つため、世間の争いに目を向けないようにしておりました。

なので、

7月18日発売の月刊誌『新潮45』(新潮社)に自民党の杉田水脈衆院議員が寄稿し、セクシャル・マイノリティの人たちについて「生産性がない」などという考えを示した件も、なんとなくまた反自民党の人が騒いでるなぁという印象で詳しくは読みませんでした。

今日、その全文を読んでみましたが、概ね真っ当なことを述べていていると思いました。
※杉田さんの寄稿内にも「LGBとTを一緒にするな」とありましたね。この部分は凄く共感します。

今回炎上になったのは、

つまり「生産性」がないのです。

って部分だけを切り取られて差別屋みたいなのから批判されたのだと。
※「生産性」って表現には確かに問題があるとは思いますが。

彼女が言いたかったのはその次のマスコミの姿勢についてだと思います。

「杉田水脈衆院議員の顔は『幸せに縁がない』? 観相学で見てみたら…」

で、

7月27日に朝日新聞出版のニュース週刊誌『AERA(アエラ)』のウェブ版『AERA dot.』で配信された「杉田水脈衆院議員の顔は『幸せに縁がない』? 観相学で見てみたら…」の記事。そしてそれが炎上し、その後、 AERA編集部が削除したうえで「内容が不適切」だとして公式サイト上で謝罪した件も8月に入ってから知りました。

まあでも、これについて考えることはしたくなかったのです。

「安穏」に心を平静に保ちたいので。

とはいえ私もそろそろ俗世間に戻ってきて社会復帰をせねばならぬと「状況の把握はしておかなければ」とその削除された記事を読んでみることに。

杉田氏の顔を観相学で鑑定したのは、藤木相元先生のお弟子さんで、先生のあとを継ぎ「嘉祥流観相学会」の代表を務めている岡井浄幸さん。

まず冒頭の

「幸せに縁のない」お顔

っていうのが強烈ですね。

全文を読んでみて、

(構成/ライター・浅野裕見子)という人が鑑定内容を切り取って(場合によっては取材時に誘導してコメントを引き出し)、観相学を利用して(観相家の言葉を借りて)杉田議員を叩くための内容だとすぐにわかりました。

経験上、新聞及び新聞系の雑誌は、他の雑誌と比べて取材記事の内容が、“自分達が主張したい部分だけ切り取る傾向が強い”と感じておりましたし、新聞でよくコメントされる文化人の方も同じようにおっしゃっていました。

また、新聞は原稿チェック(コメントチェック)をさせてくれないのが通例でして。
(この件は時がくればいくつか話そうとは思っています)

※私の場合は『AERA STYLE MAGAZINE (アエラスタイルマガジン)』、『AERA(アエラ)』、『週刊朝日』と朝日新聞系の雑誌でも今まですべてコメント部分の原稿チェックをさせてもらいまし、内容も偏りなく構成してくれていました(担当ライターさん、記者さんに恵まれていることに感謝します)。

今回の『AERA』杉田水脈氏の件は、おそらく、岡井さんがライターに誘導されてコメントした部分をさらに都合よく切り抜いて掲載されてしまったと予測します。

昨年6月に『週刊ポスト』(小学館)の【顔相学で見る「夫が不倫に走りたくなる妻の顔」】というページで取材を受けコメントをしました。

ブログには、

仲間由紀恵、高島礼子、南果歩、藤原紀香も?!
【顔相学で見る「夫が不倫に走りたくなる妻の顔」】
といういかにも『週刊ポスト』の読者を意識した企画ではあるのですが、昨年の一件以来のもろもろもあり、ご配慮いただいたようで、私のコメントは“不倫されやすい女=不倫に寛容な女ではない”、夫の不貞が発覚した場合に「決して許さない」という女性のタイプのみとなっております。

と濁して書きましたが、取材の段階からある意図を感じる誘導的なものだったのでそれに乗らないように注意しました。
原稿チェックでも私が全く発言していない部分あったり(顔相的にはあらゆる流派で矛盾)と困惑しましたね。

これはあくまでも予想ですが、私への取材内容だと彼らの意図する記事にならない(池袋絵意知はこちらが書きたいコメントをしてくれない)となって、岡井浄幸さんにも取材となったのではないでしょうか。

ウェブ版の『NEWSポストセブン』では、

仲間由紀恵は典型? 「不倫されやすい妻の顔相」とは

と、仲間由紀恵さんに焦点を当てて「不倫されやすい妻の顔相」としていて、当初の予想通りこの内容を書くために「顔相学」を利用したのだろうと思います。

この時も岡井さんは人が好くて、サービス精神からライターが求めることを話し、それをまとめられてしまったのではないでしょうか?

よくあることとはいえ、岡井浄幸さんにはお気の毒としか言いようがありません。

今回の件に限らずこういうマスコミから仕事をもらっている人は、マスコミ(朝日新聞や『AERA』ならそこに)に忖度して当たり前ですからね。

同業者として明日は我が身というか、かなり自衛しているつもりでもいつ自分の身に火の粉が降り掛かってくるかわかりません。

ですので、私自身メディアの仕事はかなり神経質になっています。

テレビは過去の件もあり現状すべて出演をお断りしていますが、こういうのがあるので雑誌でのコメントも非常に慎重になっており、それもあって最近は雑誌でのコメントも減っています。
(先週、先々週の『週刊ゴルフダイジェスト』に続いて今週、来週と雑誌での鑑定が続きますが)

右か左かの二元的にしか考えられない人

なかでも明日発売の雑誌では、良い悪いのバランスはとっているものの全体的に悪い印象になるような構成でして(見出しだけ見ると悪口だと思われるような)。

なのでネトウヨに脊椎反射で叩かれる可能性も少なからずありそうです。

ネトウヨと呼ばれる人にもいろんな人がいまして、私なんかも神社ばかり行っていて日頃の言動からもネトウヨ扱いされて当たり前の人間なんですが、右か左かの二元的にしか考えられない人がやたら多くなった世の中ですから。

自分にとって都合の悪いことは「アベ、アベ、アベ、アベのせい」「アベ政治を許さない」軍団がいるかと思えば、安倍晋三総理を妄信的に神のごとく崇める狂信者も多いです(反日マスコミと戦う国士だということで)。

ますます「ネットはバカと暇人のもの」になっている印象を受けます。
※中川淳一郎さんの著書のタイトルはネットではなく『ウェブはバカと暇人のもの」(光文社新書)でしたね。

とはいえ、最終的に「ネットでみんな賢くなる」ことを確信しています。

 

右か左かの二元的にしか考えられない人

もしくは、

事なかれ主義の日本人らしい選択の人

この2つが主流の現代日本ですが、このどちらでもいけないわけです。

平和な社会に

そのためにも、言論統制のない社会にしなければなりませんし、偏向報道のないマスコミにしなければなりません。テレビ・新聞のマスメディアを見直して彼らを経済的な活動の外に置く必要があると思います(今よりは電波オークションしたほうがいいですけどね)。極論を言うと「人類の未来はマスコミを無くすこと」です。

私が普段から言っている「男女の差異」や「男性的、女性的」といった表現も、なんでも差別差別と差別屋からの批判に利用されかねないですから。

今の日本はアメリカ文化の影響による女性の男性化もあれば、アメリカ的な男女平等、人種差別撤廃とも違う、変な状況。日本の村社会的なものが悪く作用しているような。

差別屋の活動を見ていると、いろんなマイノリティが逆に生きにくくなる状況を作ってるとしか思えません。

どうか「安穏」に。

炎上芸人になって名前が売れて喜ぶ人もおりますが、私は「安穏」に生活したいので、今後もそれを主眼において活動していきます。

もしも炎上させたけらば2年前にもっと派手にやっています。

どうか「安穏」に。

平和な社会、平和な国を築いていきましょう。

最後にLGBT向けネットメディア「GENXY」に「杉田水脈衆院議員の発言」に関する記事があるか探してみたところありませんでした。

さすが、「GENXY」さんは差別屋と違いますね。

「GENXY」さんがLGBTについて真摯に信念をもって取り組んでいるように、私も顔について真摯に信念をもって取り組んでまいります。

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