toggle
2019-04-24

脱げない顔から着替える顔へ 平成の顔

日本顔学会ニューズレター

日本顔学会の新しいニューズレター69号が届きました。

第52回“ 今、を感じさせるKAOの人物を紹介する”「now the face」は、“脱げない顔から着替える顔へ—平成の顔”。

脱げない顔から着替える顔へ—平成の顔

バブル時代の顔、カラコン、プチ整形、コスメアプリ、スーパーモデル、「私、脱いでもすごいんです」、安室奈美恵、ガングロ、コギャル、厚底ブーツ、アムラー、プリクラ、浜崎あゆみ、非現実的な目の大きさ、マツエク、身体改造、SNS、ざわちん、「デカ目」、といった平成の顔を象徴するワードを繋いで最後は詩人・伊坂洋子の言葉で締めるさすが「女子を語らせたら日本一、いや世界一」の米澤泉先生。

今月で平成が終わり、まもなく元号が令和に変わろうとしている今、平成の顔を統括し、次の時代を考える内容となっています。

平成といえばアムラー現象が印象に残っていますが、「あゆ顔」に憧れる女の子はとっても多かったですよね。
一般人はもちろん、モーニング娘。時代の矢口真里さんとか。

“平成の顔”として似顔絵アーティスト小河原智子さんによる安室奈美恵、浜崎あゆみのイラストが使われています。

 

「イブニングセミナー」と「顔学連続講座」報告

HC塾(第90回、91回、92回)「顔学連続講座」(第4回、5回、6回)

講師:原島博先生

HC塾90回「阿修羅の顔とキティの顔」

「見方によって変化する」「自分自身の顔を映している」という「顔」の本質的なお話だったようです。

HC塾91回「いい顔とは何か?ーそのつくり方ー」

「顔は健康・コミュニケーション・エネルギー・気分・イメージ」

私はこのテーマで何度も原島先生のお話をうかがっています。

私自身も健康・コミュニケーション・イメージをメインに顔をやってきたつもりではありますが、コミュニケーションについては今までとは全く別のアプローチで「いい顔のつくり方」を提案していこうと思っています。もちろん、全ての根本である健康についてはかなり自信をもっていますよ。

いつかの京都HC塾で「いい顔」について原島先生から質問された時に「コミュニケーション」を入れませんでした。

その理由はこちらのブログ「Face to Face」の2011年のどこかに書いています。

ある意味、私の転機ですね。

HC塾92回「日本美術と顔ーそれはどう表現されてきたのか?ー」

このお話は今年3月3日の【第6回京都HC塾】で拝聴しました。

冒頭でまず日本美術を4つの「び」=「雅(みやび)」「華美(かび)」「侘(わび)」「遊び(あそび)」と分類されて、さすがの原島先生と!

こういう言葉遊びは昔から原島先生の得意技ではあるのですが、お見事すぎてズバリすぎて原島先生ますます冴え渡っているな!と思いました。

 

美人画研究会の活動報告

第17回(クリエイティブ)
○第1部「福笑いdeベッピン誕生!」

東観崎繚さんによる「顔の黄金比率」の解説写真があったのですが、2016年の化粧文化研究者ネットワーク 第38回研究会「容姿の美を考える – 美容芸術学の視点から -」での武藤祐子先生のお話を思い出しました。

編集委員会だより

ニューズレターのデジタル版が顔学会のホームページから閲覧できるようになりました!

ということで、

今回の第69号(2019年4月19日発行)

生きるパワースポット心斎橋のシンデレラ姫でアゲアゲハッピー!

大阪から池袋絵意知です!「心斎橋のシンデレラ姫」

第51回“ 今、を感じさせるKAOの人物を紹介する”「now the face」は、“心斎橋のシンデレラ姫”松本明子さん。

が表紙の

第68号(2018年12月13日発行)

も、日本顔学会会員でない方も閲覧できます!

ぜひ、ご覧ください!

顔学に少しでも触れていただけると幸いです。

関連記事